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富士スピードウェイのWECの見どころbyポルシェ

2016年のスタート。今年はどんなレースを見せてくれるのだろうか。

 

今週末に富士スピードウェイで行なわれる2017WEC第7戦『富士6時間レース』を前に、ポルシェ・チームが富士スピードウェイを紹介している。

フェアで幅広い着目点が面白い。

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◆WECの効率規制は、1周あたり消費できるエネルギーを制限している。全長4.56キロメートルの富士スピードウェイでは、ポルシェ919ハイブリッドは4.15メガジュールのエネルギー回生システムが発生する電力と、1.606リッター(1.163 kg)のガソリンを使用できる。

◆通常のレース速度の場合、919ハイブリッドは37周後に燃料補給が必要。

気になるのは週末の天気。去年は秋晴れに恵まれた。

◆燃料補給とタイヤ交換は同時に行うことが禁止されている。タイヤ交換時に同時に作業できるメカニックは4名、1回に使用できるナットを回すインパクトレンチは1台のみのため、F1より作業時間が大幅に長くなる。

◆通常、ドライバーはタイヤ交換が必要な場合のみ交代する。

◆使用できるタイヤは、3種類のコンパウンドのドライ用スリックタイヤ、オールコンディション用ハイブリッドタイヤ(ソフト)、およびウエット用タイヤ。予選、決勝を通して、ドライ用タイヤは、2016年シーズンより2セット減の1台あたり4セットが使用できる。

◆富士スピードウェイには、右カーブが10個、左カーブが6個ある。

ヘアピンからワインディングな最終セクターを目指す。

◆富士スピードウェイは1966年に開業し、2005年の全面リニューアルまで危険であると評価されていた。1976年と1977年には、F1グランプリが開催された。1976年、ニキ・ラウダが激しい雨でリタイヤ、ジェームス・ハントが世界チャンピオンを獲得。翌年には悲惨な事故が起こった。2007年と2008年のみ、新しいコースでF1が開催された。

◆スポーツカー世界耐久選手権では1982年から1988年まで富士戦が開催された。1983年、ステファン・ベロフがポルシェ956でこの1周4.360 kmのサーキットでの最速ラップとなる1分10秒02を記録した。

ポルシェ最後の富士戦。トヨタとの一騎討ちの行方は?

◆富士山は前回1707年に噴火した活火山。富士山は標高3,776メートルで日本最高峰であり、神聖な山として信仰の対象となっている。

◆富士スピードウェイは、東京の南西約100 kmの位置にある。

<2016年富士戦レビュー>
*2016年の予選では、ティモ・ベルンハルト/マーク・ウェバー組が2位。オーストラリア出身のウェバーは、この週末に同シーズン限りで引退を発表することに決めていた。彼らの919ハイブリッドの最速ラップ平均は1分23秒595。ニール・ジャニ/マルク・リーブ(ドイツ)組は、予選6位(平均1分24秒134)。予選での最速ラップはトヨタの小林可夢偉が記録(1分23秒239)。ポールポジションは平均1分23秒570でアウディが獲得した。

2016年のウィナーはトヨタTS050 HYBRID。

*きわめてエキサイティングなレースの末、ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組が3位でフィニッシュ。デュマ/ジャニ/リーブ組は、5位。常にドライの路面、気温20℃の条件で行われた244周のレースで優勝を飾ったのは、トヨタのドライバーであるマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ステファン・サラザン組だった。

(ポルシェのリリースより)

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