忘れられないシーズン–佐藤琢磨、2017最終戦のコメント
9月17日に行なわれた2017インディカー最終戦(第17戦)の ソノマでのレースを残念なリタイアで終えた佐藤琢磨。5番手の好位置からスタートし、ダッシュを決めてポジションをあげて1コーナーを回ったが、その直後にチームメイトのアレクサンダー・ロッシに接触され、右後輪のパンクで予定外のピットストップを強いられ、さらにマシーンにトラブルが発生し、85周のレースの62周でピットに戻ってリタイアを喫した。
日本人として初めてインディ500を制した2017年シーズンは、このレースで閉幕。一時チャンピオンを狙えるポジションにいた琢磨は、441ポイントを獲得し、ランキング8位でシーズンを終えた。
佐藤琢磨のコメント
「忘れられないシーズンになりました。チームとともに素晴らしい時間を過ごし、No.26のメカニックたちと深い絆で結ばれました。アンドレッティ・オートスポーツのメンバーひとりひとりに充分なお礼を申し上げることなど、とてもできそうにありません」
「本当に最高のシーズンでしたし、信じられないような栄冠を獲得できたと思います。今日の結果は残念でした。なんとかして好成績を挙げたかったのですが、これがモーターレーシングというものです。皆さんのご声援に心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました」
「厳しくて、まるでジェットコースターのようなシーズンでしたが、僕たちは、とりわけ最後の6レースでは驚くようなスピードを示すことができました。いつもホンダのトップドライバーのひとりでいられたのは信じられないようなことです。このことは、No.26のメンバーとともに誇りに思うところで、素晴らしい1年に起きたすべてのことにお礼を申し上げたいと思います」
photo by [STINGER]