ホンダ1-2、佐藤琢磨100戦目を飾れず!!
ホンダの地元であり、自らの故郷であるミッドオハイオで勝ち名乗り。
佐藤琢磨の100戦目となるインディカー第14戦ホンダ・インディ200で、ホンダ・エンジンが1-2フィニッシュを決めた。
勝ったのは、予選13番手からスタートしたグレアム・レイホール、二番手はジャスティン・ウィルソン。レース序盤は退屈な展開だったが、終盤にフルコースコーションが重なり、レイホールがホンダの地元、そして自らの地元で嬉しい勝利となった。
ちなみに、このコースは、父親のボビー・レイホールが勝ってから29年ぶりの勝利という、レイホール・ファミリーにとってはエモーショナルな勝利だった。
100戦記念の特別カラーのヘルメットで挑んだ佐藤琢磨は、途中、接触で遅れ、最後は、リヤウィングを傷めてピットでレースを終えた。琢磨が着用したヘルメットは、琢磨が主宰するwith you Japanでチャリティオークションにかけられ、落札金は、被災地に届けられる。
シーズン2勝目を飾ったレイホールが、ポイントリーダーのファン-パブロ・モントーヤに9ポイント差となって、インディカーは残り2戦。タイトル争いは、10位までに計算上のチャンピオンの権利を残す接戦になった。
Photos by
INDYCAR/Chris Jones(レイホール)
INDYCAR/Bret Kelley(琢磨)