ニューガーデン、完璧な3勝目!!–2017インディカー第13戦インディ200atミッドオハイオ決勝
ミッドオハイオ・スポーツカーコースで7月30日に行なわれた2017インディカー・シリーズ第13戦で、予選2番手からスタートしたジョセフ・ニューガーデンが、ポールポジションのウィル・パワーを巧みに交わして逃げきり、シーズン3勝目を飾った。
ニューガーデンは、90周レースの中盤までに大きな差をつけていたが、70周目を前に、アクシデントで導入されたペースカーでマージンを帳消しにされたが、フルコースコーションが解かれると、2位集団にグイグイと差をつけて揺るぎない勝利に突っ走った。
予選3番手からスタートした佐藤琢磨は、序盤に若干ペースが上がらず、最初のピットインで作業に手間取って後退。終盤、ペースを取り戻してロッシとカストロネベスを続けざまにパス、4台の2位争い集団の中で5位フィニッシュにこぎ着け、ピットのミスで不完全燃焼のレースながら、終盤にペースを取り戻したことと、元々チームが不得意とするロードコースでの結果と見れば、終盤に期待がかかる結果と言えた。
ニューガーデンは、今回の勝利でポイントを伸ばし、ここまてのポイントリーダーのスコット・ディクソンを逆転してポイントリーダーに立った。
2017インディカー・シリーズは、短い夏休みを挟んで残りは4戦。次のレースは、ペンシルベニア州ロングポンド市のポコノ山のおむすび形オーバルのポコノ・レースウェイで行なわれるポコノインディカー500。シーズン最後のオーバルコースとして注目される。
2017インディカー第13戦ミッドオハイオTop10
1. ジョセフ・ニューガーデン C
2. パワー C
3. レイホール H
4. パジェノー C
5. 佐藤琢磨 H
6. ロッシ H
7. カストロネベス C
8. ハンターレイ C
9. ディクソン H
10. デイリー C
※C=シボレー / H=ホンダ
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Photo by INDYCAR/Bret Kelley