パワー、接戦を制してポコノ2連勝!!–2017インディカー第14戦ポコノ
目まぐるしくトップが入れ代わる激しいレースにウィル・パワーが勝った。今期3勝目、ポコノ2連勝、キャリア32勝目!
最後の数周は、追いすがるニューガーデン、ロッシ、パジェノーと一塊の接戦を展開したが、パワーは絶妙なライン取りでチームメイトのニューガーデンにスリップを使わせずに、500マイルを逃げきった。
ポールポジションからスタートした佐藤琢磨は、見事なスタートを切ったが、ペースが上がらず、すぐに後続に追いつかれ、中段に飲み込まれて、苦しいレースを13番手でゴールした。
佐藤琢磨は、肩を落として苦しいレースを振り返った。
「苦しみました。全然スピードが上がらなかったです。オープニングラップから、1周1台ずつ抜かれる苦しい500マイルでした。なんでこうなったか、チームでも(現段階では)分らないです」
「フロントウィングのアジャストも6ターン、こんなことはチームのヒストリーでないとのことでした。フロントバーも、柔らかくしていたけれど、単独でも苦しかったです」
次戦のインディカーは、8月26日決勝のBommarito Automotive Group 500。残り3戦の終盤戦に突入する。
◆インディカー第14戦トップ10
1. W.パワー
2. S.ディクソン
3. A.ロッシ
4. T.カナーン
5. J.ニューガーデン
6. R.ハンターレイ
7. S.パジェノー
8. H.カストロネベス
9. C.ムニョス
10. G.レイホール
16.佐藤琢磨
[STINGER]
Photo by Chris Jones