クィンタレッリのカート世界選手権チャレンジ!!
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イタリアとオランダの若手とチームを組んで刺激し合って決勝に進出した中央のクィンタレッリ。38歳のチャレンジ!!
スーパーGTのトップドライバーとして活躍中のロニー・クィンタレッリが、8月27日の“最後の鈴鹿1000km”で素晴しい追い上げを見せた後、世界選手権のKARTに参戦した。
世界を代表する若手トップに混じって参戦したのは、9月10日に決勝レースを行なったドイツのワッカーズドルフ・カート・サーキットのミッション付きクラス。
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立派なトランスポーターはビレルARTチーム。
時速150km/hというから、体感では400km/hくらいに感じる凄まじい速さのバトルで、クィンタレッリは20番手で決勝に進出し、19位でゴールした。
本人は、「トップ10を目指したかった」とのことだったが、最後にカートの世界選手権に参戦したのは1999年。その時は、ヨーロッパ選手権のチャンピオンで、世界選手権は4番手だったが、約20年振りのチャレンジは甘くなかった。
しかし、チャレンジ精神やよし。レースを振り返って、「実際に週末が始まると凄まじくレベルが高く、決勝に出られただけでよかった」とにこり。
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元F1、現在インディカー参戦中のファン・パブロ・モントヤ(右から二人目)も応援に駆けつけた。
「日本のハイグリップに比べて、滑りやすいタイヤだったけれど、若い2人のチームメイトのデータロガーも参考に、ハイレベルなレースに参加していろいろ勉強になって、今後の日本のレースに行かせると思うので楽しみにしてください」と成果をコメントした。
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今後の走りが益々楽しみ。
チャレンジの成果は、10月8日決勝のタイ戦と、最終戦の11月12日のもてぎで観られるはずだ。
カート世界選手権の様子はこちらから。
[STINGER]山口正己
photo by Ronnie Quintarelli / STINGER