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ポルシェ919 HYBRID、1-2!!–2017FIA世界耐久選手権第7戦富士6時間耐久レース予選

トヨタの“地元”の雨の中で1-2を占めたポルシェ919 HYBRID。

10月14日土曜日に静岡県御殿場市の富士スピードウェイで行なわれたWEC第7戦の予選で、ポルシェ919 HYBRIDが1-2のタイムを記録し、ライバルのトヨタTS050 HYBRIDを3-4番手グリッドに従えて15日日曜日の決勝レースをスタートすることになった。

予選は、雨が断続的に降る難しい路面コンディションの中で、ドライバー2名のベストラップ平均で争われた。

昨年、終盤に小林可夢偉が素晴しいレースを展開するなど、トヨタは富士を得意としており、今年一杯でWECを去ることから、最後の“富士決戦”が注目されている。今回、それぞれ2種類持っている空力特性のうち、ポルシェはハイダウンフォース仕様を選択、ここまで4連勝を飾っているポルシェ919 HYBRIDに対して、地元トヨタTS050 HYBRIDがどう挑むか注目されている。

予選のスピードでポルシェに軍配が上がったが、6時間の長時間をハイスピードで戦う決勝レースでは、タイヤに対する負担も異なることが想定され、“得意な富士での巻き返し”というイメージが、想像力をたくましくする材料になっている。

レースは、15日日曜日の11時にスタートし、6時間後のゴールを目指す。

 

 

WECで初めて実施されたサーキットサファリ。トヨタやポルシェのLMP1を始めとするWEC車両が、5台の大型バスの横を駆け抜ける「特別な体験」が提供された。

 

◆2017WEC第7戦富士6時間予選(タイムは2名のアタックの平均)
<LMP1クラス>
1.2 ポルシェ919Hybrid T.ベルンハルト/E.バンバー/B.ハートレー 1:35.160
2.1 ポルシェ919Hybrid N.ジャニ/A.ロッテラー/N.タンディ 1:35.231
3. 8 トヨタTS050 HYBRID S.ブエミ/A.デビットソン/中嶋一 1:35.355
4. 7 トヨタTS050 HYBRID M.コンウェイ/小林可夢偉 /J.M.ロペス 1:36.630

<LMP2クラス>
1.13 Oreca 07 – Gibson M.ベシェ/D.H.ハンソン/N.ピケJr. 1:44.196
2. 31 Oreca 07 – Gibson J.キャナル/N.プロスト/B.セナ 1:44.925
3位 38 Oreca 07 – Gibson H.タン/O.ジャービス/T.ローラン 1:45.078

<LMGTE Proクラス>
1. 91 Porsche 911 RSR R.リエツ/F.マコヴィッキィ 1:47.577
2. 67 Ford GT A.プリオール/H.ティンクネル 1:48.018
3. 66 Ford GT S.ミュッケ/O.プラ 1:48.139

<LMGTE Amクラス>
1. 61 W.S.モク/澤 圭太/M.グリフィン 1:49.408
2. 77 C.リエド/M.カイローリ/M.ディエンスト 1:49.734
3. 98 P.D.ラナ/P.ラミー/M.ラウダ 1:49.784

[STINGER]山口正己

photo by PORSCH/GAZOO RACING

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