インディで勝った日本人は、3人いた!?
佐藤琢磨と室屋義秀が、インディに“日本人の優勝”という名を刻んだが、実は、1994年9月、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで勝った日本人がいた。インディ初の日本人優勝は、プロゴルファーの青木功だ。
青木プロが勝ったゴルフコースの名称は、ズバリ『ブリックヤード・クロッシング』。コースのうち、ブリックヤード、つまりインディアナポリス・モーター・スピードウェイのコースを横切ったインフィールドの4コースは、まさしく今回室屋義秀が驚異的なフライトを見せたオーバルのインフィールドに展開するゴルフコースだった。
ちなみに、青木プロは、生涯85勝しているが、インディの優勝は67勝目。優勝スコアは、66/67のトータル133ストロークという室屋義秀のタイムのように素晴しいものだった。
[STINGER]山口正己
photo by REDBULL RACING