FIA-F4、今年も盛況に開幕!!–右京の国内デビュー・ウィン
レース1で最初にチェッカードフラッグを受けたのは、国内デビュー戦の笹原右京。
2017FIA-F4第一大会が4月8日と9日、岡山県の岡山国際サーキットで行なわれ、話題満載の2レースを展開した。
今年も33台の参加を集める盛況のフォーミュラの甲子園、土曜日の第一レースでは、ヨーロッパで経験を積んだ笹原右京が、国内レースのデビュー戦で貫祿を見せ、スタートでポールポジションの宮田莉朋を交わすと、安定した走り出優勝を飾った。
ウェットタイヤでスタートした第二レースは、やはり右京がスタートでトップを奪ったが、バックストレッチからヘアピンへのアプローチで角田裕毅が前に出て、16歳とは思えない落ち着いたレース運びで、ピッタリと背後に迫る右京を抑えきって初勝利を飾った。
今シーズンのレースは、全戦ともYouTube Liveで放送される。
このレースで不運を囲ったのが、2016チャンピオンの宮田莉朋。レース1では右京に出し抜かれ、レース2ではウェットコンディションから路面が乾いていく状況の中でマシンバランスに手を焼いて力を見せられず、6位。悔しさをため込む週末となった。
◆FIA-F4第一大会レース1トップ10(出走33台)
1. 笹原右京
2. 宮田莉朋
3. 角田裕毅
4. 高橋知己
5. 澤田真治
6. 平木湧也
7. 大滝拓也
8. 篠原拓朗
9. 菅波冬悟
10. 石塚瑞基
FIA-F4第一大会レース2トップ10(出走33台)
1. 角田裕毅
2. 笹原右京
3. 大滝拓也
4. 澤田真治
5. 大湯都史樹
6. 宮田莉朋
7. 川合孝汰
8. 平木湧也
9. 高橋知己
10. 菅波冬悟
photo by FIA-F4