ヤリス、ラリー・スウェーデンで連覇狙う!!
TOYOTA GAZOO Racingは、2月15日(木)から18日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルムの、3台のヤリスWRCで参戦する。
開幕戦ラリー・モンテカルロではタナックとラトバラが2位-3位の表彰台をゲット、幸先のいいシーズンスタートを切ったGAZOO RACINGは、第2戦ラリー・スウェーデンは、グラベル(未舗装路)の上に雪が降り積もり、全SS(スペシャルステージ)が雪道で行なわれる全13戦のWRC唯一の「フルスノーラリー」だが、金属製のスタッド(スパイク)タイヤを履き、SSの平均速度はWRC全戦の中で毎年トップ3に入るハイスピードであり、空力性能と高速安定性に加え、ハイパワーで扱いやすいエンジンパフォーマンスを要求し、ドライバーにも卓越した集中力が求められるが、ヤリスWRCとラリー・スウェーデンのマッチングは良く、昨年はラトバラが初優勝を果たしている。
ラリーは2月15日(木)夜、スウェーデンのカールスタード近郊の競馬場のスーパーSSで幕を開け、16日(金)は隣国ノルウェーでもSSが行なわれる。17日(土)は「ハグフォシュ」や「ヴァルゴセン」といったお馴染みのSSを中心に走行。最終日の18日(日)は多くの観客を集める「リケナス」で2本のSSを行ない、「トルシュビー」のパワーステージで競技は終了。4日間で19本用意されるSSの合計距離は314.25km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1400.79kmの厳しい闘いとなる。
トミ・マキネン(チーム代表)のコメント。
「スウェーデンは我々が得意とするラリーだ。フィンランドで全ドライバーが各2日間の事前テストを行なった。問題はライバルがどれくらい進化したかということだ。きっと挑戦し甲斐がある1戦になるはずだ。今回はどうやら十分な積雪があるという観客にとって嬉しい知らせ元どいている。昨年ヤリ-マティはこのラリーで勝ち、オットはヤリ-マティと僅差の優勝争いをした。エサペッカは他の二人と比べると経験こそ少ないが、雪道では常に良い走りをできている」
STINGER
photo by GAZOO RACING