アルボン、逆転初勝利!!–2018F2第2大会レース1
アゼルバイジャンGPのサポートレースのF2レース1がバクー・ストリート・サーキットで行なわれ、ポールポジションからスタートしたアレキサンダー・アルボンが、波瀾のレースで初優勝を飾った。
スタートで、予選2番手、チャンピオン候補最有力のランド・ノリスがエンジンをストールさせる信じられないアクシデントからドラマは始まった。同じく、予選12番手の牧野任祐もエンジンをストールさせ、二人はピットスタートを強いられた。
スタートから波瀾含みのレースは、超高速コースで“F2らしい”アクシデントやエンジンブローが起き、セフティカーが二度導入される荒れたレースとなった。
再スタートでトップを走っていたジョージ・ラッセルがコースオフ、大きく順位を落とす場面も起きた中で、アルボンは、ラッセルに替わってトップに立ったアントニオ・フォッコ、ジャック・エイトキンをパスして初勝利を飾った。
16番手からダッシュをきめた福住仁嶺は、一時6番手までポジションを上げたが、終盤タイヤを使い切って後退し、ピットインを余儀なくされた16番手に終わった。一方、ピットスタートとなった牧野任祐は、徐々に順位を上げて9位でゴールして見せた。
明日のレース2は、レース1の上位8番手までのリバースグリッドの25周で行なわれる。ポールポジションは、ランド・ノリス。
◆2018F2第2大会レース1結果
1. アレキサンダー・アルボン
2. J.エイトキン
3. A.フッコ
4. S.セッテカマラ
5. N.ラティフィ
6. L.ノリス
7. R.ボシュング
8. R.メリ
9. 牧野任祐
10. S.ゲラエル
13. 福住仁嶺
STINGER
photo by FIA-F2