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GT500で魅せた殊勲の坪井翔

2015年のFIA-F4で優勝した坪井翔(中央)。向って→は牧野任祐。

5月4日に富士スピードウェイで行なわれたスーパーGT第2戦、WECのスパ-フランコルシャン6時間に参戦するために欠場した小林可夢偉のピンチヒッターで、DENSO KOBELCO SARD LC500のステアリングを握った坪井翔が、初めてのGT500とは思えないスピードと安定したドライビングを見せた。

3年前、今年ヨーロッパでFIA-F2を戦う牧野任祐を下してFIA-F4のチャンピオンに輝いた22歳は、次のステップに向けて明確な才能を見せつけた。

坪井翔はレース後、GTアソシエーションの会見で、以下のように心境を語った。

「いい仕事ができたし、代役の責任も果たせたと思います」

「テスト時も含め、昨日も公式練習がキャンセルになって全然乗ることができなくて何も準備ができていなかったので、僕自身としてはすごく不安でしたし、めちゃめちゃ緊張してました(苦笑)」

「しかも昨日の予選も、今日のヘイキ(コバライネン)さんの最初のスティントも好調だったので、責任重大だなと感じていましたが、自分がやるべきことをやろうと思ってプッシュし続けました」

初のGT500に臆することなく、安定した走りを見せた。

「GT300との混走で抜く側は初めてだったんですけど、そこをうまく攻略することが課題だったので、自分の仕事としてはすごくいい仕事ができたと思っています」

「勝てないのは悔しかったですけど、LC500勢ではトップだったので、そういった意味ではかなりいいレースだったと思いますし、(小林)可夢偉さんの代役ということでもしっかり責任を果たせたのかなと思っています」

「レース前にヘイキさんから、アウトラップの難しさとかGT300の抜き方とかタイヤの使い方アドバイスをもらっていたので、その通りにやったらうまくいきました」

「クルマを降りた後は、走っていてすごく楽しかったので“もっと乗っていたかったなぁ”と思っていました(笑)。次の鈴鹿では25号車(レギュラー参戦のGT300クラス)に戻りますが、今回経験できたことを活かしたいですし、まだ25号車では勝てていないので、鈴鹿に向けてはまたイチからやっていきたいと思います」

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