野尻智紀駿足コースレコードで3度目のPP–スーパー・フォーミュラ第3戦菅生予選
宮城県のスポーツランドランド菅生で26日土曜日に行なわれたスーパー・フォーミュラ第3戦の予選で、野尻智紀が完璧なラップのコースレコードで、自身のスーパー・フォーミュラ3度目のポールポジションを獲得した。
予選は、コースアウトやその処理の遅れでスケジュールがずれ込み、赤旗のタイミングでアタックを行なったとして関口雄飛がQ1敗退、その告知が徹底されたのがQ2開始後だったことが物議を醸すトラブルサムな予選だった。
Q3では、2周をかけてタイヤを暖める作戦だった松下信治が早めをコースインを行なったが、歯車がうまくかみ合わず、代わって、チームメイトの野尻智紀が驚異的なタイムでセクター1をクリアー、前週を見事にまとめてポールポジション
を決め、ホンダ・エンジンでトヨタ勢を押さえ込んだ。2位の小林可夢偉以下、平川亮、国本雄資がトヨタ・パワー。午前中のフリー走行でたを圧倒していた石浦宏明は、セクター1をハイペースで通過した後、SPコーナーでスピンを喫してアタックをあきらめた。
レースは明日日曜日、14時15分にスタートする。
◆2018スーパー・フォーミュラ第3戦菅生予選
1. 野尻智紀 H 1分04秒694
2. 小林可夢偉 T 1分04秒941
3. 平川亮 T 1分04秒985
4. 国本雄資 T 1分04秒988
5. 松下信治 H 1分05秒048
6. 山本尚貴 H 1分05秒313
7. 中嶋一貴 T 1分05秒498
8. 石浦宏明 T 1分12秒781
9. ティクトゥム H
10. 山下健太 T
11. キャシディ T
12. 塚越広大 H
13. 千代勝正 H
14. カーティケヤン H
15. 関口雄飛 T
16. 大嶋和也 T
17. ロシター T
18. ディルマン T
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伊沢拓也 H 未出走
※H=ホンダ / T=トヨタ
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photo by JRP