F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集 F1 STINGER 【スティンガー】 > レーシングナビ >   ルマンに向けて、トヨタ陣営のコメント

レーシングナビ F1の動向が一目でわかる新着ニュースや最新トピックを随時更新。

ルマンに向けて、トヨタ陣営のコメント

1週間後に迫った第86回ルマン24時間レース。悲願に向けて、トヨタ陣営のコメントが届いた。

村田久武 (TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表)
「いよいよル・マン24時間レースを迎え、身が引き締まる思いです。ここ数年間のレースを思い返し、『これまでの借りを返す』と言う強い思いで臨みます。一昨年、昨年と最後まで志を果たせずレースを終えることになってしまいましたが、今年こそ24時間をしっかり走りきるために、あらゆる緊急事態に備えて徹底的に訓練を重ねて参りました。 過去に何度も経験したように、このレースは様々な突発のアクシデントに襲われます。不測の事態が発生した時こそチームの総合力で克服しなければなりません。準備は整ったと信じています。何があっても決して諦めず、表彰台の真ん中に立つために全力を尽くします。ファンの皆様の記憶に残るレースをご覧いただけるよう頑張ります」

小林可夢偉(7 トヨタTS050 HYBRID)
「素晴らしいル・マンのコースでレースが出来るのは、最高の気分です。長い歴史を持つこの偉大なイベントの雰囲気は、他のどのレースとも比べることが出来ない格別なものがあります。昨年、私はル・マンの予選でそれまでの最速ラップの記録を塗り替えましたが、それは何の意味も持ちません。もちろん、最速ラップという結果は誇りですが、決勝レースでこそ結果を出したいと思っています。未勝利のル・マンで、今回こそその大目標を達成したいと思っています。全力を尽くして24時間後のゴールを目指します」

マイク・コンウェイ(7 トヨタTS050 HYBRID)
「待ちに待ったル・マンがもうすぐ始まります。不本意に終わった昨年のル・マンからこのレースウィークを迎えるために準備し、待ち続けてきました。ル・マンではあらゆる事態に備えて的確な対応をする必要があり、我々は出来得る限りの努力をしてきたと信じています。我々は、昨年よりも強くなって戻って来たと確信しているので、レースウィークを迎えるのが待ちきれません。ル・マンが持つ独特な雰囲気の中でドライブするのは本当に最高ですし、年に一度しか体験出来ないことです。ファンの皆さんもいつも熱狂的で、間違いなく忘れられない一週間になるでしょう」

ホセ・マリア・ロペス(7 トヨタTS050 HYBRID)
「ここまでの12か月にわたる頑張りは、全てル・マンレースウィークのためと言えます。冬季のテストで重ねた努力、払ってきた犠牲は、このレースで目標通りの最高のパフォーマンスを発揮するためです。今年最大のレースを迎えるにあたって、全精力を集中します。初参戦の昨年のル・マンは感動的でした。あの雰囲気を再び味わえるのを待ちきれません。多くのプロトタイプカーと実力あるトップドライバーが参戦してくることもあり、素晴らしいレースになることを期待しています。私にとって忘れられないレースのひとつになるでしょう」

中嶋一貴(8 トヨタTS050 HYBRID)
「多忙な一週間になりますし、レースは毎年過酷です。予測が難しい中で、ひとつだけ明らかなのは、テストデーでの結果を見る限り、僅差での激戦になるだろうということです。我々がすべきことは分かっています。万全の準備を整え、決勝レースではいかなるミスも、故障やトラブルも無いように戦うということです。目標はいつものレースと同じです。常に冷静を保ち、ゴールを目指し戦い続けるだけです。目標達成のチャンスは絶対あると信じており、何としても実現する覚悟です」

セバスチャン・ブエミ(8 トヨタTS050 HYBRID)
「ル・マンは本当に壮大で、大観衆と熱狂に包まれるこの一大イベントに参戦できることに心から幸せを感じています。偉大な伝統的をもつこのレースの全ての瞬間を楽しむつもりです。開幕戦スパとテストデーの内容と結果は、決勝レースへ向けて大いに勇気づけられるものでしたが、戦前の期待と裏腹に、これまで目標を達成することが出来ませんでした。それだけに、気負い過ぎることなく決勝レースに臨むつもりです。様々な突発事態が発生し、決して思い通りのレースにならないことはよく分かっていますが、その過酷さを乗り越えるための出来る限りの努力をし続けて来ました。後はレースを待つだけです」

フェルナンド・アロンソ(8 トヨタTS050 HYBRID)
「待ち望んできたレースを迎える万全の準備が出来ました。このレースのためにチームと共に全力を尽くしてきました。私にとって初のル・マン24時間レースへ向けての、ここまでのスタッフの頑張りに感銘を受けました。この強い団結力を持つチームに加われたことを嬉しく思います。長く憧れていたサーキットで行われるこの大イベントでレースを戦えることが実現し感無量です。24時間の決勝レースへ向けた一週間は、自分の胸に深く刻まれるものになるでしょう。私にとって初めてのル・マンは単にレースを戦うことだけではなく、レース前のイベントや、現地での盛り上がり、ファンの皆様とのふれあいなども含めて素晴らしい経験になるものと思っています。それこそがル・マンの魅力だと思います」

【STINGER】
photo by GAZOO RACING

記事が役に立ったなと思ったらシェアを!

F1 最新レースデータ

F1 ポイント・ランキング

F1ドライバーズ・ポイント
1位マックス・フェルスタッペン491ポイント"
2位セルジオ・ペレス240ポイント
3位ルイス・ハミルトン220ポイント
F1 コンストラクターズ・ポイント
1位レッドブル・レーシング860ポイント
2位メルセデス409ポイント
3位フェラーリ406ポイント

PARTNER
[協賛・協力企業]

  • CLOVER