佐藤琢磨、9番手グリッドからスタート–インディカー第9戦テキサス
2018年6月8日、テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで行われた公式予選で、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.30 MIジャック・パナソニック・ダラーラ・ホンダの佐藤琢磨は、2周平均218.578mph(約349.7km/h)で9番グリッドを獲得した。
決勝は9日土曜日に、30分間のプラクティスの後、現地時間の午後7時45分(日本時間の6月10日午前9:45)に決勝レースのスタートが切られる。
佐藤琢磨のコメント
「ターン1からターン2ではバンプでマシーンがスライドし、スロットルをわずかに戻さなければいけなかったので、完璧なアタックとはいえませんでした。ハンドリング特性が少しニュートラル過ぎたのかもしれません。ただし、ターン3とターン4は今日のプラクティスから改善を図れたので、自分たちが記録したスピードについては満足しています。状況を考えると、30台のマシーンがスムーズに予選を行えたことにも満足しています。決勝レースでは、昨年と比べて400ポンド(約180kg)以上もダウンフォースが少ない状態で走るので、集団は少し前後に伸びた形となり、インディ500と同じように前のマシーンに追い付いていくのが難しくなるでしょう。いっぽう、ここのバンクではテキサス特有の2ワイドのレースが楽しめるはずです。日が沈めば2番目のレーンも使えるはずなので、エキサイティングなレースになると思います」
【STINGER】
photo by Honda