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インディカー第9戦テキサス7位の佐藤琢磨

美しいカラーリングで気分よく走れた。

 

 

2018年6月9日にテキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで行われたテキサス600マイルで、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのABeam Consulting ダラーラ・ホンダの佐藤琢磨は、7位でチェッカードフラッグを受けた。

9番グリッドからスタートした琢磨は、ピット・サイクルが始まるまでのほとんどの周回でトップ10圏内を走行していたが、右フロントとリアのタイア摩耗が予想以上に激しい傾向が多くのドライバーに見られるようになり、2回目のピットストップを早めに行ったところ、2周遅れを喫する。しかし、ローバート・ウィッケンズとエド・カーペンティアや、ウィル・パワーとZ.クラマン・デ・メロの接触によるフルコースコーションでリードラップに返り咲き、ゴールまでレースが残り35周となったときには9番手まで挽回。そしてリスタートではジョーンズを攻略。続いてニューガーデンがリスタートでのジャンプスタートでドライブスルー・ペナルティを受けると7番手に浮上してフィニッシュした。

ここまでインディカー・シリーズは5週間連続開催。水曜日にロードアメリカでテストを実施すると、来週末は久々にオフ。6月17日のロードアメリカで再び闘いに戻ってくる。

佐藤琢磨のコメント
「苦しい1日でした。今日のレースで鍵を握ったのはタイア・マネージメントでした。残念ながらスティントの中ほどでリアタイアに大きな問題を抱えたためにタイア交換を余儀なくされ、これで2周遅れとなりました。その後のチームの素晴らしい働きで、最終的には2周遅れを取り戻してレースを戦うことができました。7位フィニッシュは手堅い結果ですが、自分たちのグリッドを考えると、もう少し上位でフィニッシュしたかったですが、いずれにしても悪い結果ではありません。全体的にいえば、素晴らしいチームワークだったと思います。ABeam Consultingカラーのマシーンは最高に格好いいと感じました」

【STINGER】
photo by Honda

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