予選1回目トヨタ勢のコメント
13日に行なわれた第86回ルマン24時間レースの1回目予選で、中嶋一貴が3分17秒280の“暫定ポールポジション”、約0.1秒の差で2番手の小林可夢偉と、1-2をを奪ったトヨタTS050 HYBRIDのドライバーのコメントが届いた。
中嶋一貴(8号車)
「今日はいつも通りの一日になりました。最初の予選で暫定ポールが取れたのは良かったですが、まだまだ長い週末は始まったばかりです。予選走行でも多くの車両で混雑していたため完璧とは言えませんでしたが、それでも良いラップタイムが刻めたので良かったです。でもレースに向けてはまだまだやるべきことたくさんあります。しっかり準備をしたいと思います」
小林可夢偉(7号車)
「今日一日、とても上手くいったと思います。いつものことですが、コース上に車両が多く、思うようにタイムを出すのが難しい状況でした。出来るだけ多く走り、車両とタイヤのセットアップを進めることが重要です。初日としてはまずまずでしたが、今日のデータを確認しながら決勝レースに向けて更に車両を仕上げなければなりません」
フェルナンド・アロンソ(8号車)
「本日の練習走行では多くのセットアップを確認しました。続く予選は夜間走行に慣れることに重点を置きましたが、上手くいったと思います。明日も引き続き、チームメイトの走りも参考にしながらル・マン独特の走行を学んでいきます。決勝レースはとても長く、何が起こるかわかりませんので、出来る限りの準備をします」
ホセ・マリア・ロペス(7号車)
「総てがスムースに進み、2台揃ってとても良い結果を出せた。TS050 HYBRIDはとても感触が良く、コース上は相変わらずの混雑だったのにもかかわらず、総てが順調に感じ、満足行く一日でした。もちろんまだ始まったばかりですし、最も重要なことは、日曜日の午後3時に目標通りのチェッカーフラッグを受けることです」
セバスチャン・ブエミ(8号車)
「チームにとって良い一日となりました。最初の予選では1-2が目標でしたが、それを達成出来たのと同時に、トラブルなく多くの周回をこなせたことに満足しています。我々のTS050 HYBRIDは練習走行(3番手タイム)では満足いかない部分がありましたが、予選では良い状態に改善されました。まだ長い挑戦が始まったばかりですので、あまり気負わないことにします」
マイク・コンウェイ(7号車)
順調な一日でした。多くの確認項目があり、最適な車両バランス調整を進め、良い状態に仕上げることが出来ました。更に今日の内容を精査して最適なタイヤを選択しなければなりません。車両はとても良い状態にありますが、明日に向けて更なる向上を狙います。
【STINGER】
photo by GAZOO RACING