ラッセル、連勝!!–FIA-F2第6大会レース1
ラッセルが絶好調、もはや誰にも手がつけられない。
F1GP第9戦オーストリアのサポートレースとして開催されている2018FIA-F2第6大会レース1が6月30日土曜日にレッドブル・リンクで行なわれ、ポールポジションからスタートしたジョージ・ラッセルが、危なげないレースで4勝目を飾った。
ラッセルはこの勝利でシリーズポイントを120とし、ポイントリーダーで今回2位のランド・ノリスに2ポイント差に近づいた。
レースは全体に激しい攻防戦が展開し、40周レースの37周までタイヤ交換を引っ張ったロシアン・タイムのマルケロフが、13番手でレースに戻るとフレッシュタイヤでごぼう抜き。最終ラップに、8番手の福住仁嶺に追いつき、最終コーナーで仕留め、上位8台のリバースグリッドで行なわれるレース2のポールポジションを獲得した。17番グリッドからよく追い上げた福住仁嶺だったが、際どいところで9番手に後退し、ポールポジションからのスタートはならなかった。
予選10番手からスタートした牧野任祐は、じわじわとポジションを上げ、追いすがってきたチームメイトのマルケロフをおさえて7番手、レース2のフロントローを手にして日曜日のレース2を楽しみなものにした。
◆2018FIA-F2第6大会レース1
1. ジョージ・ラッセル ART
2. L.ノリス カリーン
3. A.フォッコ チャオス
4. R.メリ MPモータースポーツ
5. A.アルボン DAMS
6. S.セッテカマラ カリーン
7. 牧野任祐 ロシアンタイム
8. A.マルケロフ ロシアン・タイム
9. 福住仁嶺 アルデン
10. N.フルッチ トライデント
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by FIA-F2