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可夢偉、好バトルを制圧!!–2018スーパーGT第4戦タイ戦決勝

終盤を盛り上げた激しいトップ争い。小林可夢偉、関口雄飛、大嶋和也の職人のバトルは見応え十分。

シリーズ唯一のスーパーGT海外ラウンド、タイのチャン・インターナショナル・サーキットでの灼熱の闘いは、元F1ドライバー・コンビの、ヘイキ・コバライネン/小林可夢偉のDENSO KOBELCO SARD LC500が熱戦をくぐり抜けて優勝した。可夢偉が国内ビッグレースを制したのは初めて。

終盤、激しいトップ争いが展開した。優勝したDENSO KOBELCO SARD LC500のステアリングをコバライネンから託された可夢偉、そこに、10番手グリッドからジリジリと這い上がってきたau TOM’S LC500の関口雄飛が中嶋一貴からステアリングを受け継いで追いつき、サイドbyサイドのバトルを展開した。ふたりがテクニシャンであり、どちらも引かない強い性格の持ち主。

そこまで、あちこちで接触が多発していた荒れた展開の中で、周回遅れのGT300をすり抜け、緊迫感高まる闘いが繰り広げられたが、どちらも、激しい先陣争いの中で極めてフェアでクリーンな闘いを繰り広げ、手に汗握る終盤を演出した。

しかし、最終ラップに、関口雄飛のau TOM’S LC500がガクンとペースダウン、ギリギリのセッティングで臨んだau TOM’S LC500は、ガス欠というエンディングを迎えることになった。

GT300は、安田裕信からステアリングをバトンタッチした平中克幸のGEINER GT-Rが予選4番手から表彰台最上段に駆け上がった。

次のスーパーGT第5戦は、富士スピードウェイで8月5日に決勝レースを行なう。

◆GT500トップ10
1. DENSO KOBELCO SARD LC500 H.コバライネン/小林可夢偉
2. WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也/F.ローゼンクビスト
3. WedsSport ADVAN LC500 国本雄資/山下健太
4. ZENT CERMO LC500 石浦宏明/立川祐路
5. MOTUL MUGEN NSX 武藤英紀/中嶋大祐
6. カルソニック IMPUL GT-R 佐々木大樹/Y.マーデンボーロ
7. KEIHIN NSX-GT 塚越広大/小暮卓史
8. KeePerTOM’S LC500 平川亮/N.キャシディ
9. Epson Modulo NSX B.ハゲット/松浦孝亮
10. au TOM’S LC500 関口雄飛/中嶋一貴

 

左から、小林可夢偉、コバライネン、平中克幸、安田裕信。

◆GT300トップ10
1. GAINAR TANAX GT-R 平中克幸/安田裕信
2. TOYOTA PULIUS 嵯峨宏紀/平手晃平
3. SYNTIUM LMcorsa RCF GT3 吉本大樹/宮田莉朋
4. LEON CVSTOS AMG 黒澤治樹/蒲生尚弥
5. LEAGAL FRONTIER LAMBORGHINI GT3 佐藤公哉/元嶋佑弥
6. MANEPA LAMBOLGHINE GT3 平峰一貴/A.カルダレッリ
7. GOODSMILE HATSUNEMIKU AMG 谷口信輝/片岡龍也
8. D’station Porsche 藤井誠暢/S.ミュラー
9. Modulo KENWOOD NSX GT3 道上龍/大津弘樹
10. K-tunaes RC F GT3 新田守男/中山雄一

[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by GTA

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