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キャシディ初勝利、マッチ10年ぶり!!

スーパーフォーミュラ第4戦が8日日曜日、静岡県の富士スピードウェイで行なわれ、ポールポジションからスタートしたニック・キャシディーが、スーパーフォーミュラ初勝利、近藤真彦監督に10年ぶりの勝利をプレゼントした。

レースは、青空が覗く絶好のコンディションの中でスタートし、ポールポジションからキャシディがレースをリード。スタートでダッシュを決めた石浦宏明が2位からチャンスを狙ったが、キャシディには届かなかった。

トップを争うキャシディ(KONDO RACING)と石浦宏明(SERMO IMGING)は、共にソフトタイヤでスタートし、タイヤ交換を引き延ばした。キャシディは55周レースの35周にピットイン。石浦宏明はすぐにピットインせず、40周目にピットインしたが、キャシディがその間にスーパーラップを重ね、石浦宏明に首位を譲らなかった。

「これまでボクのレースを応援してくれたファンのみなさんに感謝します。そして、近藤監督とチームに感謝して、残りの3戦を闘いたい」。表彰台で近藤監督を讃えたキャシディは、ポイントリーダーとして残り3戦でタイトルに意欲を見せた。

7位までをトヨタ・エンジン勢が占めるレースだったが、後方グループでもバトルに次ぐバトルが連発、熱い闘いが展開し、レース終盤にサイドbyサイドの12位争いに、小林可夢偉が、塚越広大のバトルを1/1000秒差で決着が付く場面もあった。

2018スーパーフォーミュラは残り3戦、次回は、8月19日にツインリンクもてぎで決勝レースが行なわれる。

◆2018スーパーフォーミュラ第4戦富士結果
1. N.キャシディー T KONDO RACING
2. 石浦宏明 T JMS P.MU/CERMO・INGING
3. 国本雄資 T JMS P.MU/CERMO・INGING
4. 平川亮 T ITOCHU ENEX TEAM IMPAL
5. 中嶋一貴 T VANTERIN TEAM TOM’S
6. 関口雄飛 T ITOCHU ENEX TEAM IMPAL
7. 大嶋和也 T UOMO SUNOCO TEAM LEMAN
8. 山本尚貴 H TEAM MUGEN
9. 松下信治 H DOCOMO TEAM DANDELION
10. T.ディルマン T UOMO SUNOCO TEAM LEMAN
11.D.ティクトム H TEAM MUGEN
12. 小林可夢偉 T carozzeria Team KCMG
13. 塚越広大 H REAL RACING
14. 野尻智紀 H DOCOMO TEAM DANDELION
15. 伊沢拓也 H TCS NAKAJIMA RACING
16. N.カーティケヤン H TCS NAKAJIMA RACING
17. 千代勝正 H B-MAX RACING
18. J.ロシター T VANTERIN TEAM TOM’S
19. 山下健太 T KONDO RACING
※T=トヨタ / H=ホンダ

【STINGER】
photo by JRP

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