牧野後退、ラッセル貫祿勝ち–2018F2第10戦レース2
FIA-F2第10大会は、モンツァ・サーキットでレース2を行ない、ポイントリーダーのジョージ・ラッセルが優勝してランド・ノリスとのポイントをさらに広げた。
レース1のリバースグリッドでスタートするレース2は、21周のスプリントレースで行なわれ、土曜日のレース1を、15番手からスタートして胸の透くレースを見せて優勝し、8番手からスタートする牧野任祐(ロシアンタイム)に期待がかかった。
牧野は、2周目に一端は7番手にポジションを上げたが、1コーナーのブレーキングでタイヤをロックさせ、その後、フラットスポットを作ったか、ノリスに抜かれ、ピットインしてタイヤを交換、レースに戻ってペースを取り戻したが、福住仁嶺の後ろの14番手でのゴールを余儀なくされた。
この勝利でラッセルはランド・ノリスとの差をさらに広げ、タイトルに王手をかけた。残るはロシアとアブダビの2戦。次の第11大会は、ソチを舞台に9月最終週に行なわれる。
◆2018FIA-F2第10戦レース2結果
1. ジョージ・ラッセル ART
2. A.マルケロフ ロシアン・タイム
3. S.セッテカマラ カリーン
4. N.ラティフィ ダムス
5. ランド・ノリス カリーン
6. L.ギオット カンポス
7. D.ボコラッチ MPモータースポーツ
8. J.エイトキン APT
9. A.マイニ トライデント
10. A.フォコ カンポス
【STINGER】
photo by FIA-F2