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ラッセル逆転優勝でタイトルに王手!!–FIA-F2第11大会レース2

シリーズタイトルに王手をかけたラッセル。F1のシートは一杯なので、来年はスーパーフォーミュラ?!

F1ロシアGPのサポートレースとして行なわれたFIA-F2第11大会レース2で、ポイントリーダーのジョージ・ラッセル(ART)が優勝、最終戦を残してタイトルに王手をかけた。

レースは、スタート直後にアレッシオ・ロランディ(トライデント)がニコラス・ラティフィ(DAMS)に追突する荒れ模様の展開で幕を開け、終盤に雨がコースを叩く大忙しの展開となったが、ラッセルは終始落ち着いたレース運びでシーズン6勝目を飾った。

福住仁嶺(アルデン)は、前日のレース1を9位でゴールしたが、8位のロベルト・メリ(カンポス)が、ペナルティで後退、リバースグリッドでポールポジションからレースをスタートして期待された。

3周目に再開したレースで、福住仁嶺はラッセル、セルジオ・セッテカマラ(カリーン)を従えていたが、マシンポテンシャルの差はいかんともしがたく、ファステストラップで飛ばすラッセルに4周目にDRSを使って抜かれると、その後、アレキサンダー・アルボン(DAMS)、アルティム・マルケロフ(ロシアン・タイム)、アントニオ・フォーコ(シャロウズ)などの強豪に抜かれて後退。それでも滑りやすい路面をコントロールして7位まで挽回したところでゴールを迎えた。

また、9番手からスタートした牧野任祐(ロシアンタイム)は、後退してきた福住仁嶺の前に出たところで雨が降り始め、ピットインのタイミングで後退、11番手まで挽回して21周のゴールとなった。

雨が降り始めたのは26周レースが12周を迎える頃。ヴァーチャル・セフティカーが出され、レインタイヤに交換が相次いだが、その時点で5番手だったフォコは、チームが通り雨と判断してステイアウトしてトップに出たが、雨は予想より長引いて後退。レインタイヤに交換したラッセルは3番手でコースに戻ると、ステイアウトしたフォコとルイス・デラトレス(シャロウズ)をパスしてトップに立つと、危なげなく残り周回をこなしてトップでチェッカードフラッグを受けた。

この勝利でラッセルはシリーズ・ポイントを248に伸ばした。レース1優勝でシリーズ2位に躍進したアルボンが211点で2番手、ラッセルのライバルのノリスは、最後尾からスタートして追い上げのレースだったが、スタート直後に追突されてリタイア、無得点に終わってラッセルを楽にする結果となった。

残るは1大会。11月18日のF1GP最終戦のアブダビGPで、2018年の最終章を迎える。

◆2018FIA-F2第11大会レース2トップ10
1. ジョージ・ラッセル ART
2. S.セッテカマラ カリーン
3. A.アルボン DAMS
4. N.デ・ブリース プレマ
5. A.マルケロフ ロシアン・タイム
6. R.メリ カンポス
7. 福住仁嶺 アルデン
8. ボコラッチ MPモータースポーツ
9. A.フォコ シャロウズ
10. M.グンター アルデン

【STINGER】
photo by FIA-F2

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