スーパーフォーミュラ・テスト開幕、初日は福住仁嶺!!
スーパーフォーミュラのシーズンオフ・テストが鈴鹿サーキットで行なわれた。
今回のテストは、ホンダ勢がマシンをシャッフルし、ドライバーとチームが目新しい組み合わせでのテストとなった。
初日に気を吐いたのが、F2で、チームのポテンシャル不足に苦しむ渋いシーズンを過ごした福住仁嶺。チーム・ダンディライアンのステアリングを握って、1年間の鬱憤を吹き飛ばすように唯一1分36秒台を刻み、2番手の中嶋一貴に0.2秒、3番手の同じホンダ・パワーの2018チャンピオンの山本尚貴に0.5秒以上の大差をつける快走を見せた。
レッドブルのテクニカルディレクターであるアドリアン・ニューウェイの息子のハリソン・ニューウェイは、B-MAXチームのマシンで初めての鈴鹿を体験したが、初日は午前中だけ走行し、1分40秒台で、午前中に19台走った中で18番手だった。
外国人勢で目立ったのは、ナカジマレーシングのマシンを駆ったアレックス・パロウで、午前中4番手、午後には1分37秒で6番手にまとめた。午後を担当したマカオGP2年連続ウィナーのダニエル・ティタムは、チーム無限のマシンを走らせたが、1分39秒台で初日は15番手に埋もれた。
◆スーパーフォーミュラ合同テスト初日結果
テストは明日6日まで行なわれる。
[STINGER]山口正己
photo by SUPER FORMULA