18歳のアメリカンヒーロー誕生!!–NTTインディカー2019第2戦INDYCAR Classic決勝
2019インディカー第2戦インディカー・クラシックがテキサス州オロトチンサーキットof theアメリカスで行なわれ、インディカー3戦目の18歳、コルトン・ヘルタがインディカー最年少ウィナーとなった。
ヘルタは、予選4番手からスタート、ウィル・パワーやアレクサンダー・ロッシを相手に落ち着いた走りで60周を走りきり、先輩たちの祝福を受けた。
父親のブライアン・ヘルタはインディカーの“先輩”。父親とハグしたコルトンは、「表彰台にはあがれると思っていたけれど、勝てるとは思いませんでした。ストラテジーに助けられました」と初々しくコメントした。
佐藤琢磨は、14番手からスタートし、ジワジワとポジションを稼いで、終盤のアクシデントで出されたイエローコーションのタイミングを利して一気に9番手にポジションを上げ、残り11周で再スタートしたレースの残りで2台をパスして7位フィニッシュを引き寄せた。
「ディクソンとやり合ったときに、混雑に巻き込まれたり、ピットでエアジャッキのトラブルもあったので、7位で戻ってこれたのはよかったです。次は、ちゃんとしたペースを見つけなければと思いますが、毎回学んできているし、次はもっといい状態で走れると思います」
優勝のヘルタを含め、トップ3をアメリカ人が占めた。また、トップ10のうち8台をホンダが占めた。
次のインディカーシリーズは、4月7日のアラバマ。ロードコースが続く。
◆NTTインディカー2019第2戦INDYCAR Classic決勝
1. コルトン・ヘルタ H
2. ジョセフ・ニューガーデン C
3. ライアン・ハンターレイ H
4. グラハム・レイホール H
5. セバスチャン・ブルデー H
6. マルコ・アンドレッティ H
7. 佐藤琢磨 H
8. パトリシオ・オワード C
9. アレクサンダー・ロッシ H
10. ジャック・ハーベイ H
※H=ホンダ / C=シボレ
【STINGER】
photo by INDYCAR