トヨタTS050 HYBRIDタイトル連覇
世界耐久選手権2018-2019スーパーシーズンのスパ-フランコルシャンでトヨタTS050 HYBRIDが1-2フィニッシュし、最終戦のルマン24時間を待たずに、トヨタ・ガズー・レーシングが昨年に続いてワールドチャンピオンを決めた。
レースは、季節外れの雪でペースカーが出るという波瀾の展開になったが、2台のトヨタTS050 HYBRIDは、ここでも圧倒的なスピードを見せた。
村田久武WECチーム代表
「WECのワールドチャンピオンを決めたことを、チームの皆と祝いたいと思います。これは、昨年からチームの全員がたゆまない努力を積み重ねてきた結果です」
「今日のレースはチャレンジングなものでした。非常に速かったにもかかわらず、センサーの問題で優勝のチャンスを逃がした7号車のドライバー達には大変申し訳ないことをしました。一方、8号車のドライバー達は不運があったにもかかわらず、最後まで素晴らしい走りで優勝を勝ち取ってくれました」
「今日のレースは非常に難しいものでしたが、悪天候にも関わらず駆けつけてくれたファンの皆様、TMG(Toyota Motorsports GmbH)の社員たちも楽しんでもらえたのではないかと思います」
「いよいよ次はル・マンです。昨年の優勝後から1年かけて準備をしてきた集大成をお見せしたいと思います」
【STINGER】
photo by GAZOO RACING