インディカー第14戦の際どいクラッシュから生還した佐藤琢磨のコメント
8月18日日にペンシルヴェニア州のポコノで決勝レースが行なわれたNTTインディカー第14戦は、スタート直後のアクシデントで5台の先頭集団がクラッシュする厳しい闘いとなった。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.30 Mi-Jack/パナソニック・ダラーラ・ホンダを駆る佐藤琢磨もそのキッカケとなるアレクサンダー・ロッシとの接触からスピン、左の壁から右の壁に弾かれ、ライアン・ハンターレイ、ジェイムス・ヒンチクリフ、そしてフェリックス・ローゼンクヴィストと接触し、転倒してコース上を滑走する際どいアクシデントでリタイアを喫した。
ローゼンクヴィウトを除く他の4人は、コース内のメディカルセンターでケガがないことが確認され、地元の病院に搬送されたローゼンクビストも無事が確認され、すでに退院している。
佐藤琢磨のコメント
「まず心配なのはフェリックスのことでした。チャンピオンシップを戦うドライバーたちには申し訳ないと思っています。ライアンと僕はターン1の出口でレースをしていて、アレクサンダーはスタートが少し遅かったようです。僕たちは(ロッシの)右と左に分かれて進み、すべてクリアできると思っていました。路面の継ぎ目のおかげで進路が乱され、どのドライバーも接近していました。そうしたなかで、僕たちは不運にも接触してしまいました」
【STINGER】
photo by INDYCAR