琢磨とロッシのクラッシュは、コース舗装の継ぎ目が犯人?!
18日に行なわれた2019インディカー第14戦のスタート直後のマルチクラッシュで、アクシデントのきっかけとなったアレクサンダー・ロッシと佐藤琢磨の接触。二人を含む合計5台が激しくクラッシュする結果となった。
これに対してロッシは、“琢磨が寄ってきた”とコメントしていたが、琢磨は、“ロッシが外に移動したようだ。舗装の継ぎ目で跳ねたのかもしれないが、彼が悪いといっているのではなく、現象としてそうだった”とコメントした。
琢磨が証言するように、琢磨が提供した車載映像でも、琢磨がステアした形跡はない。そもそもの話しとして、去年、ライアン・ハンターレイと接触して激しくクラッシュを喫し、今でも車椅子の生活を強いられているロバート・ウィッケンズのいうように、ポコノのトライアングルオーバルは、インディカーに適応できているのかどうか、検討が必要になった。
[STINGER]山口正己
photo by INDYCAR / Takuma Sato