ニック・キャシディー、2019SFチャンピオン!!
スーパーフォーミュラ2019最終戦(第7戦)が秋晴れの鈴鹿サーキットで行なわれ、ニック・キャシディーが初タイトルを決めた。
レースはスタートから最終戦らしい拮抗した展開を見せ、山本尚貴、ニック・キャシディー、アレックス・パロウのタイトル争いを軸に、それぞれの思惑が詰まった好レースの末、優勝は、2014年の菅生以来の久々の野尻智紀、2位ニック・キャシディー、3位は、トップフォーミュラ初表彰台の福住仁嶺と、最終戦に相応しい顔ぶれの表彰台となった。
ポールポジションからスタートしたアレックス・パロウは、タイヤ交換まで快調だったが、ソフトタイヤに換えて以降にペースが上がらず、終盤はズルズルと後退、代わってトップに立った野尻智紀が5年ぶりの美酒を味わった。
レースを失ったパロウだが、3PP/2勝を記録した新人に、ルーキーof the yearが贈られた。
◆2019スーパーフォーミュラ最終戦トップ10
1. 野尻智紀 H
2. ニック・キャシディー T
3. 福住仁嶺 H
4. 関口雄飛 T
5. 山本尚貴 H
6. 石浦宏明 T
7. 塚越広大 H
8. 平川亮 T
9. 山下健太 T
10. 坪井翔 T
※T=トヨタ / H=ホンダ
◆2019スーパーフォーミュラシリーズランキング
1. ニック・キャシディー T 36
2. 山本尚貴 H 33
3. アレックス・パロウ H 26
4. 野尻智紀 H 24
5. 山下健太 T 21
6. 小林可夢偉 T 19
【STINGER】
photo by JRP