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性能調整で苦しいトヨタTS050 HYBRID–WEC2019-2020第3戦

上海国際サーキットで8日に行なわれたWEC2019-2020第3戦上海4時間レース初日、二度の公式練習が行なわれ、トヨタTS050 HYBRIDがサクセスハンディキャップに苦しむ闘いを強いられていることが明確になった。小林可夢偉組のゼッケン7がフリー走行1-2とも4番手、中嶋一貴組の8号車が5番手と2番手で初日を終えた。

TS050 HYBRIDは2017年に、上海国際サーキットでのコースレコードの1分42秒526を記録。2012年から使用燃料が37.5%減らされていたにもかかわらず、5秒速いタイムをマークしたが、エネルギー効率への大きな挑戦となった。

今季より採用されたサクセス・ハンディキャップで、2台のTS050 HYBRIDは、パワーが約45%、燃料が7.5%削減され、さらに最低重量も去年の上海から28kg増加され、昨年のフリー走行より3秒遅くなった。

結果として、ノンハイブリッドのLMP1クラス車両との闘いは、エキサイティングな展開が予想される。

小林可夢偉
「非常に厳しいレースなると思いますが、諦めずに戦い続けます。コース上の全域でサクセス・ハンディキャップの影響を受け、闘いは簡単なものではありませんが、レースで出来るだけ多くのポイントを獲得すること。決して諦めず、最後まで出来ることをトライしていきます」

中嶋一貴
「今回は速さを求めるのは難しくなっていますが、ベストを尽くそうとトライしています。このコースはタイヤ摩耗やエネルギー消費管理の面でも非常に難しく、加えて我々はLMP2クラス車両やGTクラス車両をパスするのにも苦戦するなど、やるべきことが多く残っていますが、やりがいがあることは確かなので、可能な限りよい結果を目指してプッシュしていきます」

TS050 HYBRID 7号車(コンウェイ/小林可夢偉/ロペス)
フリー走行1 : 4番手 1分50秒085 / フリー走行2 : 4番手 1分48秒979
TS050 HYBRID 8号車(ブエミ/中嶋一貴/ハートレー)
フリー走行1 : 5番手 1分50秒544 / フリー走行2 : 2番手 1分48秒188

LMP2に参戦する2019スーパーGTチャンピオンの山下健太は、クラス3番手の順調な滑り出しを見せている。

◆フリー走行2結果
1. ロバートソン/シンプソン/スミス ジネッタG60 1’48″127
2. ブエミ/中嶋一貴/ハートレー トヨタTS050 HYBRID 1’48″188
3. セナ/メネゼス/ナトー レベリオンR13・ギブソン 1’48″288
4. コンウェイ/小林可夢偉/ロペス トヨタTS050 HYBRID 1’48″979
5. キング/ハンリー/オルトツェフ ジネッタG60 1’49″678

【STINGER】
photo by GAZOO RACING

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