山下健太、トヨタTS050のテストへ!!
山下健太(24歳)が、いよいよWEC最高峰のLMP1のステアリングを握る。
2019スーパーGTチャンピオンで、トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)の一員として今季からLMP2クラスにハイクラス・レーシングフルからフル参戦中の山下が、12月15日にバーレーンのザヒール・サーキットで行なわれるWECのテストに、トヨタTS050 HYBRIDで参加することをトヨタ・ガズー・レーシングが発表した。
テストは、WECの2019-2020年シーズンに向けたルーキーテストで、他に、テスト兼リザーブドライバーを務め、2017年のWECルーキーテストでトヨタTS050をドライブし、LMP2クラスで上位争いを展開しているトーマス・ローランも参加することが同時に発表されたが、すでに、早々にフォーミュラ2チャンピオンを決めたオランダ出身のニック・デ・フリースのテスト参加が先月発表されており、山下とともに、ドイツ・ケルンのTOYOTA GAZOO Racingの本拠地で、シート合わせとシミュレータ訓練を行なうことになる。
トヨタ・ガズー・レーシングの村田久武WECチーム代表のコメントは以下の通り。
「トーマス・ローランを再びTS050 HYBRIDのコックピットに迎えると共に、非常に才能豊かな若手である山下健太とニック・デ・フリースが、初めてTS050 HYBRIDをドライブし、何を感じ、どれだけ適応してくれるのかが大変楽しみです」
「彼らのドライバーとしてのキャリアの中で、今回のテストは非常に貴重な経験となるでしょう。また7月のプロローグ以来のドライブとなるトーマスが、この間のTS050 HYBRIDの進化をどう感じ取ってくれるのかについても注目しています」
[STINGER]山口正己
photo by [STINGER]