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山下健太、WEC第5戦LMP2クラス7位

山下健太が、2月22日(土)~23日(日)にサーキットof theアメリカスで行なわれたWEC(FIA世界耐久選手権)第5戦ローン・スター・ル・マン6時間レースでLMP2クラス7位、初めてづくしのレースを完走した。

デンマークのハイクラスレーシングから参戦したトヨタ・ガズー・レーシングWECチャレンジドライバーの山下は、スタートからの2スティントとチェッカーまでの最終1スティントの計3スティントを走行し、持ち前のレースペースとオーバーテイクを披露し、総合10位、クラス7位でフィニッシュした。

チームも山下とチームメイトも、サーキットof theアメリカスは初めて。さらにタイヤがグッドイヤーからミシュランに変わり、移籍後初のレースエンジニアという未知の条件の中での週末になった。

土曜日にフリー走行と予選、日曜日に決勝という2デーに凝縮されてスケジュールのため、山下と金曜日に主催者の許可を得てチームメイトと共にレンタカーでコースを試走。アメリカ入りを前にドイツのTMGのシミュレーターでもテスト走行するなど、できる限りの準備をして週末に臨んだ。

セットが決まらないままで迎えた予選で、最初にアタックした山下のタイムが1分50秒771。続いてアタックしたアンダースが1分52秒724の平均でLMP2クラス6番手グリッドが決まった。

山下健太は、終始チームをリードして初のアメリカでポテンシャルを見せた。

「ミシュランタイヤは、ピーキーさが減っている印象なので、レースでは使いやすいかなと感じています」

レースのスタートとアンカーを務めた山下は、「レースペースは悪くなかったですが、レース中に初めてスピンを含め、いろんな経験しました」とレースを振り返った。

次戦WEC第6戦は3月18日-20日のセブリング1000マイルレース。

「次のセブリングはバンピーで難しいコースだと聞いていて、走るのが楽しみです。今回の経験を活かし、ミシュラン・タイヤをもっとうまく使ってチャンスを見いだし、表彰台を目指して頑張ります」

WEC第5戦決勝結果(LMP2クラス)
1. P.ハンソン/F.アルブクェロケ/P.ディ-レスタ Oreca07Gibson 182周
2. H.トゥン/G. オーブレイ/W.スティーブンス Oreca07Gibson +24.152
3. R.ゴンザレス/A.F-ダ・コスタ/A.デビッドソン Oreca07Gibson -1Lap
4. N.ラピエール/A. ボーガ/A.コイニー Oreca07Gibson -1Lap
5. F.ヴァン・アールド/G.バン-デ・ガルデ/N.デ・ブリース Oreca07Gibson -1 Lap
6. T.ローレント/A.ネガロ/P.ラグエス Alpine A470Gibson -2 Lap
7. M. パッターソン/山下健太/A.フヨードバック Oreca07Gibson -3 Lap

【F1-STINGER】
photo by GAZOO RACING

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