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LMDhの規則ドラフト発表

コロナ禍の影響で混乱するモーターレーシングだが、ACOとIMSAが、将来を見据えた規則を検討進め、FIA世界耐久選手権(WEC)と、IMSAウェザーテックスポーツカーの両者のトップカテゴリーとなるルマンデイトナ(LMDh)のテクニカルレギュレーションのドラフトが、ACOとIMSAの技術部門と、12社の自動車マニュファクチャラーとシャシーメーカー4社(ダラーラ、リジエ、ルチマティック、オレカ)の共同作業として提示された。

WECとIMSAを互いに改造なく参加できるようにし、双方の隆盛を促すのが目的だが、コロナウィルスの影響で発表予定延期されていたもの。

LMDhはコスト制限された車両で、次世代のルマンプロトタイプ2(LMP2)と共通のボディーワークなしのコンプリートカー、エンジン、ハイブリッドきされ、選定された4つのシャシーメーカーのいずれかと提携する自動車メーカーがホモロゲートされ、車両は以下のものを持つことが条件とされている。

*マニュファクチャラーによりブランドされスタイルされたボディーワークとエンジン
*共通に供給される後輪駆動のハイブリッドシステム
*最低車重1030㎏
*総出力は500kW(内燃機関エンジンとハイブリッドシステムの総計)
*同一のアエロダイナミック性能を持つボディーワークパッケージ
*タイヤサプライヤーはミシュラン

導入は、ACOもIMSAも、2022年からとなるが、カレンダーは、自動車マニュファクチャラー、シャシーコンストラクター、主なサプライヤーの承認を待ち、コロナウィルスの状況により導入を遅らせることが必要になる可能性もあり、最終的なレギュレーションの発表は2020年9月のルマン24時間の前、または会期中に予定されている。

【STINGER】
photo by ACO / IMSA

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