トヨタ・ガズーWECチームにデ・ブリース!!
ニック・デ・ブリース(25歳/オランダ)が、TOYOTA GAZOO Racingのテスト兼リザーブドライバーとして契約した。トーマス・ローランに代わるもので、契約期間は、ここからの2019-2020年シーズンと2021年シーズンのWEC(FIA世界耐久選手権)となる。
デ・ブリースは、FIA-F2選手権のチャンピオンを獲得した昨年12月のバーレーンでのWECルーキーテストでTS050 HYBRIDのステアリングを握り、才能を披露する43ラップを走った。
今週フランスのポールリカール・サーキットのテスト車両は、8月のWEC次戦のスパと9月のルマン24時間レースに持ち込まれるローダウンフォース仕で、テストでは空力パッケージの最適化がテーマとなる。さらにデ・ブリーズは、2021年シーズン用の“ルマン・ハイパーカーの開発も担当する。
ニック・デ・フリース
「TOYOTA GAZOO Racingのテスト兼リザーブドライバーに選ばれたというのはとても光栄なことで、この機会を与えてくれたチームに感謝します」
「バーレーンでのTS050 HYBRIDのドライブは素晴らしい体験でしたが、チャンスは一度きりだと思っていたので、再びTS050 HYBRIDをドライブできることになってとても嬉しいですし、新型ルマン・ハイパーカーのテストがとても楽しみです。新時代WECでの成功に向け、チームが良いスタートを切れるよう貢献したいと思っています」
村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表
「ニック・デ・フリースが TOYOTA GAZOO Racing に加わってくれることを歓迎します。昨年、バーレーンで行われたルーキーテストでの彼のフィードバックは的確で、ドライバーとしての才能を確信させるものでした。WECチャレンジプログラムの山下健太と共に成長を続け、TOYOTA GAZOO Racingの将来を担ってくれるのを楽しみにしています」
「今回チームを離れるトーマス・ローランには、今シーズンのチームへの貢献を感謝するとともに、輝かしい未来が訪れることを願っています」
【STINGER】
photo by GAZOO RACING