スーパーGT第2戦でKEIHIN NSX-GTが独走!!
スーパーGT第2戦『たかのこのホテルFUJI GT300km RACE』が、快晴の富士スピードウェイで9日に行なわれ、予選2番手からスタートした塚越広大/ベルトラン・バゲットのKEIHIN NSX-GTが15周目にトップに立って2018年開幕戦以来の優勝を飾った。GT300は、加藤寛規/柳田真孝のシンティアム・アップル・ロータスが10年ぶりの優勝を手に入れた。
塚越広大「今まで一番誰とも戦ってない勝利でしたね。自分とクルマですごく会話しながら走っていました。前半はバケットが本当に速くてギャップを築いてくれたんですが、ボクの走り始めで苦労してしまい、このままギャップを使いきるのではないかと心配しましたが、後半はクルマも良くなって余力も出たのでギャップを保って逃げ切れました。金石監督とバケット、KEIHINさん、Hondaさん、応援してくれた皆さんに感謝したいです」
ベルトラン・バゲット「スタートしてみたらクルマは非常に調子が良かった。同じNSX-GTの8号車とのトップ争いは簡単ではなかった。でも、抜くことができて、リードを広げられたのもクルマが良かったからですね。あとは、マージンを活かして塚越選手が逃げ切ってくれました」
「フロントエンジンになったNSX-GT最初の優勝はうれしいですね。日本に来てのレースはベルギーの家族も心配しているし、こういう状況ではボクも家族が心配ですが、モチベーション高く臨んで、勝てることを証明できて素晴らしいことだと思います」
加藤寛規「十年一昔ですからね、前のことは覚えてないですよ(笑)。いや嘘です。勝てて本当に嬉しいです。(ピットインを引っ張るため)タイヤが保つか分からなかったので無理も出来ないので、61号車には前に行かれましたが、タイヤが保つと分かり自分が速かったので、(レース半分まで)保たせて柳田選手に上手く繋げられたのが、今回の勝因だと思います」
柳田真孝「本当に嬉しいです。(GT300では)なかなか勝てなかったし、久々のフルシーズン参戦2戦目で勝てたのはチームのスタッフや加藤さん、ヨコハマタイヤさんに感謝です。あと、加藤さんとチームオーナーの高橋さんがボクを選んでくれたことに、まずはお返しできたと思います」
【STINGER】
photo by GTA