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琢磨にジャパン・バッシング!?

4周遅れの周回遅れに、信じられないチームからの指示。琢磨は進路を阻まれて9番手に甘んじた。

インディ500の2勝目の興奮覚めやらぬ30日、イリノイ州マディソン・セントルイスのワールドワイド・テクノロジー・レースウェイ・アット・ゲートウェイで開催されたインディカー第9戦。通算10回目のポールポジションからスタートした佐藤琢磨は、インディ500のペースを持続してスコット・ディクソンに次ぐ2番手のレース1に続いて好調なペースでレース2スタートしたが、周回遅れの“ジャパン・バッシング的な動き”にペースを削がれて9位に終わった。

59周目にトップの位置からピットストップを行なって8番手でコースに戻ったところでトラフィックで前をふさがれたが、102周目に首位に復帰。109周目に2回目のピットストップを行なって6番手でコースに戻ったが、ここでもラップ遅れのオーリバー・アスキューに引っかかった。

アスキューを仕留めた琢磨は、続いて4周遅れのザック・ヴィーチに進路をふさがれた。ヴィーチが、“後方から速いクルマが来ているので道を譲れ”という意味のブルーフラッグを無視して居すわるのを見たチームは、予定より早めの148周目に琢磨をピットに呼ぶが、再びヴィーチに追い付いてしまい、7番手で周回を重ねることになった。

158周目にファステストラップを記録して琢磨の追い上げは続いたが、ブルーフラッグを無視し続けるヴィーチを抜けず、197周目に琢磨はターン2でウォールに軽く接触。イエローコーションとなって9番手でチェッカードフラッグとなったが、琢磨の前に立ちはだかった4周遅れのザック・ヴィーチの無線が、『No.30のマシーンを抑えろ』という交信が行なわれたことを佐藤琢磨のチームが傍受した。

「これは正しいレースのやり方ではありません。スポーツマンシップに反する行為で、とても不満に思っていますが、ボクたちにはどうすることもできませんでした」と眉をしかめる琢磨。

アメリカはイコールコンディションで、汚いやり方を忌み嫌う国だったはず。インディカーは、何かが狂い始めたのだろうか。

[STINGER]山口正己
photo by INDYCAR

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