コースレコードの応酬のスーパーGT最終戦予選–スープラPP!!
11月27日(土)、好天の富士スピードウェイで、2021 AUTOBACS SUPER GT第8戦(最終戦)『FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE』の予選が行なわれ、GT500クラスはENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)で、山下が自身の持つ富士のコースレコードを更新して今季初ポールポジション。GT300クラスは、SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が、コースレコードのトップタイム。明日日曜日の最終戦で、全8戦のシリーズ・チャンピオンが決まる。
■山下健太(GT500ポールポジション)
「今日は午前の公式練習から調子が良く、さらにQ1を大嶋選手がアタックしたことでセッティングが本当に良い状態となってQ2を迎えました。Q2のアタックは完璧とは言えなかったけれど、本当にクルマが良くてポールポジションを獲ることができました。チャンピオン争いは、ポクらのポイントでは厳しいのであまり考えず、とにかくポールポジションが獲りたかったし、去年の自分のレコードタイムを超えたかったので良かったです」
山内英輝(GT300ポールポジション)
「チームのみんなががんばってくれたおかげです。初タイトルに向けて1ポイントでも欲しかったので、ポールポジションの1点は大きく、さらにがんばろうという気持ちになるので、良い仕事ができたと思います。Q1を担当して良いアドバイスをくれた井口選手のおかげです。明日の決勝は、ファンの声援に応えられるように、チーム全員で勝ちに行きたいと思います」
■GT500トップ10
1. ENEOS X PRIME GR Supra 大嶋和也/山下健太 1’25.764 BS
2. STANLEY NSX-GT 山本尚貴/牧野任祐 1’25.867 BS
3. KeePer TOM’S GR Supra 平川亮/サッシャ・フェネストラズ 1’25.38
BS
4. au TOM’S GR Supra 関口雄飛/坪井翔 1’26.084 BS
5. DENSO KOBELCO SARD GR Supra/ヘイキ・コバライネン/中山 雄一 1’26.127 BS
6. ARTA NSX-GT 野尻智紀/福住仁嶺 1’26.169 BS
7. ZENT CERUMO GR Supra 立川祐路/石浦宏明 1’26.253 BS
8. CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 平手晃平/千代勝正 1’26.513 MI
9. MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ 1’26.770 MI
10. Astemo NSX-GT 塚越広大/ベルトラン・バゲット 1’26.860 BS
■GT300トップ10
1. SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人/山内英輝 1’34.395 DL
2. 埼玉トヨペットGB GR Supra GT 吉田広樹/川合孝汰 1’34.547 BS
3. SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT 吉本大樹/河野駿佑 1’34.799 DL
4. JLOC ランボルギーニ GT3 小暮卓史/元嶋佑弥 1’34.794 YH
5. LEON PYRAMID AMG 蒲生尚弥/菅波冬悟 1’35.139 BS
6. muta Racing Lotus MC 加藤寛規/阪口良平 1’35.307 BS
7. グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口信輝/片岡龍也 1’35.645 YH
8. HOPPY Porsche 松井孝允/佐藤公哉 1’35.754 YH
9. arto RC F GT3 ショーン・ウォーキンショー/ジュリアーノ・アレジ 1’35.519 YH
10. たかのこの湯 GR Supra GT 三宅淳詞/堤優威 1’35.379 YH
※BS=ブリヂストン / MI=ミシュラン / DL=ダンロップ
【STINGER】
photo by GTA