ヌービル僅差の勝利!!–WRC 第7戦ラリー・イタリア/デイ4
6月10日(日)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・イタリア/サルディニアのデイ4が、サルディニア島のアルゲーロを中心に行なわれ、ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソーのヒュンダイi20クーペWRCが、セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシアのフォード・フィエスタWRCを0.7秒という際どい差で押し退けて優勝した。
TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC 9号車)が総合3位を筆頭に、ヤリスWRCは全3台が完走した。
WRC次戦は、7月26日(木)から29日(日)に、フィンランドのユバスキュラを中心に跳ぶ、第8戦「ラリー・フィンランド」。WRCでもっとも平均速度が高いグラベルラリーであり、サスペンション、エアロダイナミクス、エンジンパフォーマンスなど、クルマの総合的なパフォーマンスが求められる。昨年はラッピがWRC初優勝を果たし、ユホ・ハンニネンが3位に入るなどGAZOO RACINGにとって2017年のベストラリーとなった。
◆ラリー・イタリア サルディニア/デイ4結果
1. ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) 3h29m18.7s
2. S.オジエ/G.イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +0.7s
3.E.ラッピ/Y.フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1m56.3s
4. H.パッドン/S.マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m55.2s
5. M.オストベルグ/T.エリクソン (シトロエン C3 WRC) +3m10.9s
6. C.ブリーン/S.マーティン (シトロエン C3 WRC) +4m31.7s
7. Y.M.マティ・ラトバラ/M.アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +11m22.1s
8. Y.コペツキ/P.ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +13m14.6s
9. O.タナック/M.ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +13m18.2s
10. T.スニネン/M.マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +15m30.4s
【STINGER】
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