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ルマン24時間、本日スタート!!

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1970年。フェラーリを従えるボルシェ917。今年も、当時を彷彿とさせる3台体制で予選トップ3を独占したが、24時間後に笑うのは

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テストデーでのヒトコマ。最前例に、手前から、ポルシェ919 HYBRID、アウディR18 e-toron quattro、トヨタTS040 HYBRID、ニッサンGT-R LM Nismoが並ぶ。

1923年から83回目を迎える伝統のルマン24時間レースが、今日13日土曜日15時に、フランスのルマンでスタートする。

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水曜日と木曜日に3回行なわれた予選では、初日に驚異的なタイムを記録したポルシェが、悪化する路面コンディションの中で初日のタイムでそのまま1-2-3をキープ、1988年以来のトップ3独占のグリッドを奪い、アウディを上回る過去16勝の最多記録の更新を目指してレースをスタートする。

同じく3台をそろえたアウディは、決勝レースに照準を合わせてセッティングを進め、4-5-6番手。昨年中嶋一貴が日本人初のポールポジョンを奪ったトヨタも、アウディと同じくレースに集中する戦略で、2台という非力な体制の中で、7-8番手グリッドに座った。

8メガジュール発生というスピード狙いのポルシェ919 HYBRID、4メガジュールで信頼性を重視したアウディR18 e-toron quattro、2台体制で手堅い作戦のトヨタTS040 HYBRID。24時間後に笑うのは、どこか。

一方、FFという新機軸で果敢なチャレンジを実行したニッサンGT-R LM Nismoは、惨憺たる予選となった。タイム的にも、トップのポルシェから20秒、LMP1のワークス勢8番手のトヨタから13秒以上遅れ、プライベーターを含むLMP1の中で最も遅かっただけでなく、規定タイムに足らないペナルティで、12-13-15だった総合順位から、プロトタイプの最後尾の30-31-32番手に格下げされ、苦しい24時間を走ることになった。

童夢のマシンを使ったStrakka Dome S103-Nissanは総合27位、LMP2クラス13位からのスタートする。

レースは、13日土曜日15時(日本時間22時)に火蓋が切って落とされる。

◆第83回ルマン24時間予選
 1. 18 ポルシェ919 HYBRID
 2. 17 ポルシェ919 HYBRID
 3. 19 ポルシェ919 HYBRID
 4.  8 アウディR18 e-toron quattro
 5.  7 アウディR18 e-toron quattro
 6.  9 アウディR18 e-toron quattro
 7.  2 トヨタTS040 HYBRID
 8.  1 トヨタTS040 HYBRID
—-
11.47 Oreca 05 – Nissan(LMP2-1位)
24.42 Strakka Dome S103-Nissan(LMP2-13位) 
—-
30. 22 ニッサンGT-R LM Nismo(12位から降格)
31. 23 ニッサンGT-R LM Nismo(13位から降格)
32. 21ニッサンGT-R LM Nismo(15位から降格)

photo by PORSCHE
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