セフティカー3回の大荒れ–GP2開幕戦
終盤にガスリーをきれいにパスし、初表彰台=優勝の記念すべき開幕戦となったノーマン・ナトー。
スペインGPのサポーレースとして並催されている2016GP2開幕大会の第1レースがバルセロナのカタルニア・サーキットで行なわれ、セフティカーが3回出動する大荒れのレースとなった。
レースは、ポールポジョンからスタートしたガスリーがリードして進んだが、終盤に2位でチャンスを伺っていたノーマン・ナトーがパスして初勝利/表彰台を飾った。
8位で予選を通過したものの、ペナルティで11番手からスタートした松下信治は、チームメイトのシロトキンがスピンしてコース上に立ち往生して二度目のセフティカーが出たところで6位にポジションを上げていたが、タイヤ交換に手間取って13番手にポジションダウン。その後追い上げたものの12番手止まりの残念なレースとなった。
明日は、26周タイヤ交換なしのレース2が、上位8台のリバースグリッドで行なわれる。
また、同じくスペインGPのサポートレースとして行なわれているGP3に、松下信治の所属するARTの兄弟チームから1クラス下のGP3にデビューした福住仁嶺は、予選4番手からスタートして、表彰台を仕留めた。
◆2016GP2開幕戦スペイン大会レース1-トップ10
1. N.ナトー/レーシングEng.
2. N.ラティフィ/DAMS
3. P.ガスリー/プレマ
4. A.マーケロフ/ロシアン・タイム
5. S.カナマッサス/カリーン
6. A.リン/DAMS
7. J.キング/レーシングEng.
8. R.マルチェロ/ロシアン・タイム
9. A.ジオビナッツィ/プレマ
10. G. マルヤ/ラパックス
12. 松下信治/ART
photo by GP2