右京、フォーミュラ・ルノー3.5テストで好感触!!
充実のテストをこなした右京。
スペインのモータースポーツランド・アラゴンで行なわれたフォーミュラ・ルノー3.5のテストに、フォーミュラ・ルノー2.0を闘った笹原右京が参加し、好感触を得た。
フォーミュラ・ルノー2.0で活躍したドライバー10名が、フォーミュラ・ルノーシリーズの主催団体であるワールドシリーズbyルノーが招待、その中に選抜された。ただし、持参金持ち込みではないことから、チームは限られたが、ここまでの経験と人脈で、可能性の高いコムテック・レーシングのステアリングを握った。
当初、11月4日の午前中だけが与えられたチャンスだったが、結果として午後の走行も行なった。右京は、午前中を初体験のカーボンブレーキや、DRS(追い越しのための可動リヤウィング)に慣れることに充て、午後にニュータイヤを履いてアタックに出たが、トラフィックにつかまって10番手のタイムに留まった。
10番手のタイムは、フォーミュラ・ルノー2.0のき宿敵ルイス・デラトレスの次のポジションだが、そこまでの流れから、チームは右京のポテンシャルを確認し、好感触のテストとなった。
初のビッグフォーミュラを大いに楽しんだ右京だが、「タラレバになりますが、トラフィックがなければ3番手にはなれたと思うので、非常に悔しいです。でも、いい勉強になりました」と、最後のアタックで結果をだせなかったことを悔しがった。
また、6日に帰国した右京は、その足で羽田空港から富士スピードウェイに移動し、明日7日に行なわれるルノーの走行イベント、ルノー・スポール・ジャンボリーに参加する。
ちなみに、箱車でサーキットを走るのはこの富士が初めてだが、6日の練習走行でその違いに興奮しつつ、ドライブを楽しんでいる。右京の箱車初ドライブについては、追ってお届けする。
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