レイホール連勝、琢磨悔しい4位–2017インディカー第8戦デトロイト・グランプリ・レース2
デトロイトでレース1、レース2と連勝したレイホール。
シリーズの天王山”インディ500″の翌週、インディアナポリス・インターナショナル・スピードウェイからクルマで4時間の距離を移動したインディカ・シリーズは、デトロイトの市街地コースで土曜日と日曜日のダブルヘッダーの決勝レースを行い、グレアム・レイホールが2レースとも優勝した。
レースは、70周の終盤までフルコース・コーションがない珍しい展開だったが、ゴールまで僅かのところで、ジェームス・ヒンチクリフがコース上にマシンを停め、スペンサー・ピゴットのシボレー・エンジンがターボトラブルでオイルの白煙を巻き上げてフルコースのイエローコーション。残り3周の超絶短距離スプリントとなったが、リスタートはスムーズに行なわれ、レイホールがトップでチェッカードフラッグを受けた。
ポール・ポジションからスタートした佐藤琢磨は、序盤をリードしたが、二度目のピットインのタイミングで後退。勝ちを狙えながら4番手に終わった悔しいレースを、「ポジションを護るのが精一杯でした」、「表彰台を狙いたかったけれど残念でした」と振り返った。
次のインディカー・シリーズ第9戦は、6月10日(土)にテキサス・モータースポーツ・ウェイで行なわれる。
◆2017インディカー第8戦結果
1. レイホール H
2. ニューガーデン C
3. パワー C
4. 佐藤琢磨 H
5. パジェノー C
6. ディクソン H
7. ロッシ H
8. キンボール H
9. カストロネベス C
10. カナーン H
※H=ホンダ / C=シボレー
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Photo by Chris Owens/INDYCAR