松下信治、惜敗の4番手!!–GP2第4大会レース1
激しいバトルでいいレースを見せながら、4位に甘んじた松下信治。
オーストリアGPのサポートレースとして開催されている2015GP2第4大会のレース1が20日土曜日にレッドブル・リンクで行なわれ、前日の予選で2番手を得た松下信治は、タイヤ交換のタイミングで遅いクルマにひっかかり、4位に甘んじた。
優勝は、松下信治のチームメイトで、マクラーレン・ホンダのテストドライバーも務めるポイントリーダーのストッフェル・バンドールン。ボールポジションからの優勝だった。
松下信治は、スタートで微かに出遅れて3番手に落ちたが、バンドールンとともに早めに規定のタイヤ交換を行ない、終盤にタイヤを交換する作戦だったライバルの後ろからチャンスを待ったが、途中でペースの遅い数台にひっかかって、惜しくも表彰台を逃す結果となった。
しかし、中盤以降のサイドbyサイドのクリーンかつギリギリの手に汗握らせるバトルは力の片鱗を伺わせ、今後を楽しみなものにした。
レース2は日曜日のオーストリアGP決勝の前に、上位8台のリバースグリッド(逆順位)で行なわれ、松下信治は5番手からのスタートになる。
前の4台は、レース1で松下信治より下位だったドライバー。松下信治がどんなレースを見せるか注目される。
◆2015GP2第4大会レース1トップ10
1. S.バンドールン ART
2. S.シトロキン ラパックス
3. A.リン DAMS
4. 松下信治 ART
5. A.マルケロフ ロシアン・タイム
6. A.ロッシ レーシングEng.
7. R.ハリアント カンポス
8. N.イェロリー ヒルマー
9. A.ピック カンポス
10. M.エバンス ロシアン・タイム