琢磨のインディ500フリー走行1日目最終日(5月19日)–インディ500ファストフライデイで3番タイムをマーク
2017年5月19日、インディアナ州インディアナポリス発。インディ500の公式予選前としては最後のプラクティスとなるファストフライデイがインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行なわれた。231.969mph(約371.2km/h)をマークして3番手となった佐藤琢磨のコメントが届いた。No.26 アンドレッティ・オートスポート・ホンダは、スリップストリームを使わない状態でも琢磨は8番手に相当する230.708mphを記録している。
「とてもいい1日でした。強い手応えを感じた。6台のマシーンは密接に連携し、ほとんどのデータを共有している。ただ、オーバルのタイムは少しわかりにくいところがあり、一部のドライバーはスリップストリームを使っていることもあるが、チームのドライバー全員が上位にランクしていることは嬉しい。とりわけ、スリップストリームを使わないタイムは本当の速さを示しているので満足している。僕はスリップストリームを使わないラップでも8番手のタイムをマークしている。マシーンのセットアップ状況はよくなっている。アンドレッティ・オートスポートのメンバーと仕事をすることを心から楽しんでいる。予選直前の段階でいえば、僕が経験したインディ500としてはここ数年でベストの状況。すべてがうまくまとまっていると思う」
photo by INDYCAR