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関口雄飛、「無敵」–スーパーフォーミュラ第6戦菅生予選

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最後のアタックで、皮むきしたタイヤを選択する周到な計算で渾身のアタックを決めた関口雄飛。

宮城県仙台市のスポーツランド菅生で、2016スーパーフォーミュラ第6戦の予選が行なわれ、関口雄飛が2位の中嶋一貴にコンマ2秒の差をつけて連続ポールポジョンを決めた。

関口雄飛は、「ここも1周目と抜きにくいサーキットということで、スタートは素晴らしくなくていいのだけれど、トップで1周目を終わる、というイメージを今晩たたき込んでおきます」、と、、ヘルメットのサイドにペイントされた「無敵」という文字を指差してニンマリ。早くも勝利宣言を掲げた。

予選Q1開始を待つピットロードの渋滞列最後尾で出撃を待っていた小林可夢偉のSUNOCO TEAM LEMANS SF14にピットガレージから出てきた、山本尚貴が接触するアクシデントが発生、そのままピットアウトした小林可夢偉も、一端ピットガレージに戻ってフロントウィングを交換した山本尚貴も、Q3に進めない事態になった。

小林可夢偉は、不調のシーズンを脱却する走りを見せていただけに、残念な表情。「流れがよかったので残念です。今年はトコトン運がない、と思いました。脇阪寿一監督が来られていろいろアドバイスをいただいていますが、残念です」と肩を落した。

2位中嶋一貴に続いて、3番手の野尻智紀を挟んで、4位には中嶋大祐が食い込み、注目のGP2チャンピオンのヴァンドーンを押さえ込んだ。

決勝レースは、25日日曜日15時15分にスタートする。

◆スーパーフォーミュラ第6戦菅生予選トップ10
 1. 関口雄飛 T ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
 2. 中嶋一貴 T VANTELIN KOWA TOM’S SF14(※)
 3. 野尻智紀 H DOCOMO DANDELION M40Y SF14(2位に昇格)
 4. 中嶋大祐 H GREEN TEC/NAKAJIMA SF14
 5. S.ヴァンドーン H DOCOMO DANDELION M40Y SF14
 6. J.P.DE.オリベイラ T ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
 7. 中山雄一 T KCMG Elyse SF14
 8. J.ロシター T フジ・コーポレーション KONDO SF14
 9. A.ロッテラー T  VANTELIN KOWA TOM’S SF14
10. 石浦宏明 T P.MU/CERUMO・INGING SF14
※ピットアウト時の安全確認違反でグリッド降格(野尻智紀がとポジションを交換した)

photo by JRP
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