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チャンピオンの可能性–佐藤琢磨会見全録その7(質疑応答-4/完)

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八郷隆弘社長から開発に携わったNSXを贈られた琢磨。次はホンダ・ジェット?!


(その6『常に滑っています』からつづく)

6月13日の本田技研工業株式会社本社ビル1階のウェルカムプラザ。最後の質問は、”次の目標”への豊富だった。
 
佐藤琢磨は、慎重に言葉を選びながら、俯瞰した視点から核心を突くコメントで応えた。


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—-次の大きな目標はシリーズチャンピオンと思いますが今の展望はいかがでしょう。
 
「数字の計算からすると非常に厳しいと思っています。それは、アンドレティが最も得意としているスーパースピードウェイですが、これは残りはポコノしかありません。インディカーと言うとオーバルがメインのように見えますが、オーバルは6戦しかありません。残りはストリートコーストサーキットですね。自分が得意としている、あるいはアンドレッティが得意としている市街地コースは、もうその大半が終わってしまっていて残るはトロントだけです。後はロードコースとショートコースは残念ながら勝ち目はないです、正直言って」

「インディカーが設定しているリレーションは、集団になる”パックレーシング”は避けたい。かつて大きな事故があった関係でなるべくバラけさせて、全開で走らせないでコントロールさせて競わせると。それは反対しませんが、それによってダンフォースウィングの迎角を抑えられてしまう。ホンダのパッケージはダウンフォースが高くなればなるほど空力の効率が高いパフォーマンスを出しますが、残念ながら(速度が低い)ショートオーバルの設定では、苦戦が続いていまして、そのショートオーバルが残っているということで、ここはどれだけダメージを小さくするかという計算になります」

「ロードコースも同様に、ハイスピードのロードコースになると、やはり厳しさが残っています。ただエンジンパワーのアドバンテージを生かして、ロードコースでは表彰台をとっていきたい。そして残るスーパースピードウェイのポコノでは、トップを目指したいと思います」

「そう考えていくと、残り1勝もしくは2勝すれば、そしてコンスタントにトップ5でフィニッシュし続ければ、シリーズチャンピオンも夢ではないと思います。現状で言うと、同じホンダのチップ・ガナッシ・チーム、今のポイントランキングを見るとスコット・ディクソンとの勝負になるだろうと思います」

「あとはチームペンスキーですね。まずはエリオ・カストロネベス、そして去年のチャンピオンのシモン・パジェノーも2番手に上がってきましたが、ロードコースではウィル・パワーがポジションを上げてくると思いますし、ジョセフ・ニューガーデン、新しいアメリカの若手ですが、彼はペンスキーで自分が1番だと言うことを証明したいでしょうから、ガンガン来ると思います。ですから、ペンスキーの4人とディクソンの4台+1台の5台とボクの6台の戦いになると思います。もちろんチャンピオン狙って一戦ずつしっかりとポイントを獲得して走っていきたいと思っています」

(完)

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