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パワー優勝、琢磨はクラッシュ!!–インディカー第9戦テキサス

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スーパーハイスピードのテキサス・モータースピードウェイで10日土曜日にナイトレースとして行なわれた2017インディカー第9戦で、シボレー・エンジンを搭載するウィル・パワーが優勝した。

248周で行なわれる600マイルのレースは、度重なるアクシデントでフルコースコーションが出る荒れ模様の中で進んでいたが、終盤、8台がクラッシュするアクシデントで赤旗が出され、残り11台だけのサバイバルレースとなった。

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予選8番手からスタートした佐藤琢磨は、最初のピットインからコースに戻ろうとしたところで、ヒンチクリフがスピンしてカストロネベスに接触したアクシデントに巻き込まれ、1周遅れになったが、そこから盛り返し、終盤にトップバトルに加わっていた。しかし、残り数周のディクソンとの先陣争いを展開中、混乱で行き場を失った形でグリーンにはみだしてスピン、ディクソンを巻き込む形でクラッシュしてレースを終えた。

リタイアしたものの、10位に記録された琢磨は、「ダウンフォースを削った方だったので序盤苦しかったけれど、終盤トップ争いに加わっていたので。残り数周で、前をふさがれて、横にもクルマがいてどうしようもなくグリーンに落ちてしまって、クルマがボトムアウトして、残念でした」とガックリと肩を落とした。

この後、佐藤琢磨は日本に向けて全日空機に乗り、月曜日午後にインディ500の優勝報告のために凱旋帰国する。

◆2017インディカー台9戦結果
1. パワー C
2. カナーン H
3. パジェノー C
4. レイホール H
5. チャベス C
6. アンドレッティ H
7. デイリー C
8. チルトン H
9. ディクソン H
10. 佐藤琢磨 H
※C=シボレー / H=ホンダ

[STINGER]
Photo by Chris Owens
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琢磨、スーパースピードウェイで好感触の予選9番手!

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2015インディカーシリーズ第11戦MAVTV500は、カリフォルニア州フォンタナのハイスピード・オーバルで26日に予選を行ない、佐藤琢磨(ABCサプライ・ホンダ)が9番手グリッドをゲット、

琢磨は、全長2マイルのオーバルコースを2ラップの平均で競う予選で、217.109mph(約347.4km/h)を記録。これは、ホンダ・エンジン勢2番手のスピードで、明日のレースを楽しみなものにした。

佐藤琢磨のコメント
「今日はチームが一丸となって素晴らしいパフォーマンスを発揮できたので、とても嬉しいです。プラクティスではマシーンの調子を整えることができませんでしたが、予選ではうまくまとめられ、レーンのいちばん下を走れるようになりました。このレーンはバンプが多いので、ラインをキープするのは容易ではありません。それでも1周目は大丈夫でしたが、2ラップ目はやはり少し滑るようになってしまい、タイムをややロスしました。とはいえ、トップ10のグリッドは、いいポジションだと思います」

レースは、27日12時30分(日本時間の6月28日日曜日午前5時30分)にスタートする。

photo by HONDA RACING
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