ポルシェ、ジュネーブで新型911 GT3 RSを発表、受注を開始
新型ポルシェ911 GT3 RS。ニュルの北コースでカレラGTを上回るタイムを記録した。
ポルシェは3月3日(火)、新型ポルシェ911 GT3 RSをジュネーブ・モーターショーで公開した。
また、新型911 GT3 RSの予約受注を3月23日(月)から開始することも併せて発表された。
新型911 GT3 RSは、ロードカーとレーシングカーの壁を打ち破る、現在考えうる最高のレーシング・テクノロジーが導入された、街乗りにも使用できる公道仕様の911となる。
駆動システム、エアロ・ダイナミクス、軽量構造の大幅な変更により、ベースのポルシェ911 GT3を上回る性能が備えられている。
ルーフには初めてマグネシウムが採用され、カーボン製エンジン・フードとフロントリッドなど、多数の軽量素材を採用した。
さらに、従来のMTミッションのクラッチに相当する「パドルニュートラル」クラッチ解除機能や、ピット・スピード・スイッチによる速度制限機能など、レース用の機能も備えている。
新型911 GT3 RSには、モーター・レーシングのノウハウがフィードバックされ、最高出力500馬力、最大トルク460N・mを発生する4リッター6気筒エンジンは専用に開発されたPDK※が組み合わされる。
ニュルブルクリンクの北コースでは、カレラGTが記録した7分29秒のラップタイムを上回る7分20秒を記録し、まさにロードカーとレーシングカーの壁を打ち破る、公道仕様のマシンであることを証明した。
PDK:ポルシェ・ドッペルクップルング。ATモード、MTモードの2種類のモードで走行が可能なデュアル・クラッチ・トランスミッション。
Photo by Porsche Japan KK.
[STINGER モーターナビ]