トムス勢驚速!! ガスリーいきなり3番手!!
艶消しのレッドブル・カラーと無限の目力出目を引いた美しいカラーリングは、3番手タイムで、さらに注目度を高めた。
スーパーフォーミュラ合同テスが、鈴鹿サーキットで3月6日と7日に行なわれ、トムス勢が圧倒的なタイムで1-2を占めた。
2017スーパーフォーミュラはキャラが立ったドライバーのオンパレードで4月23日に決勝を迎える開幕を待っているが、中でも大きな注目を集める2016GP2チャンピオンのピエール・ガスリーが、初のスーパーフォーミュラ・マシン、初の鈴鹿サーキットにも関わらず、3番手に付け、さらに注目度を高くした。
職人揃いのスーパーフォーミュラで、ガスリーだけでなく、マカオ2勝の実績を持つフェリックス・ローゼンクヴィスト、ゲーマーからリアルな世界に転身して注目されるヤン・マーデンボロ、2015全日本ほF3チャンピオンのニック・キャシディといったニューカマーの闘いぶりも楽しみ。
そして、チームを移籍して心機一転を企てる小林可夢偉、去年、驚異的なスピードを見せた関口雄飛、もちろん、今回1-2を形勢して貫祿を見せたアンドレ・ロッテラーと中嶋一貴のトムス・コンビ、2015チャンピオンの石浦宏明、2016チャンピオンの国本雄資など、役者に不足はない。
トヨタとホンダのエンジンウォーズも含め、2017スーパーフォーミュラは、ワンランク上の闘いを期待させて開幕を待っている。
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◆スーパーフォーミュラ合同テスト総合結果
1. アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S(T)1’35.163
2. 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S(T) 1’35.273
3. P.ガスリー TEAM MUGEN(H) 1’35.585
4. 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING(T) 1’35.849
5. N.キャシディ KONDO RACING(T) 1’36.071
6. 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING(T) 1’36.184
7. 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING(T)1’36.228
8. 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL(T) 1’36.325
9. N.カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING(T) 1’36.447
10. 大嶋 和也 SUNOCO TEAM LEMANS(T) 1’36.472
11. F.ローゼンクヴィスト SUNOCO TEAM LEMANS(T) 1’36.552
12. 塚越広大 REAL RACING(H) 1’36.578
13. 伊沢拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING1(H)1”36.624
14. 小林可夢偉 KCMG(T) 1’36.713
15. 中嶋大祐 TCS NAKAJIMA RACING(H) 1’36.895
16. 山下健太 KONDO RACING(T) 1’36.908
17. J.マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL(T) 1’36.936
18. 山本尚貴 TEAM MUGEN(H) 1’37.228
19. 中山雄一 KCMG(T) 1’37.623
20. 小暮卓史 B-Max Racing team(T) 1’38.105
※(T)=TOYOTA RI4A / (H)=HONDA HR-417E