フォーミュラE初の雨!! ポールポジョンはサラザン
雨の予選のトップ3。左から、3位のドュバル、ポールポジョンのサラザン、2位のダンブロジオ。
ロンドンのど真ん中で開催されている2014-2015フォーミュラE最終戦。会場のテームズ川沿いのバッターシー公園は朝から雨。フォーミュラE初のウェットコンディションで争われ、ステファン・サラザンがポールポジションを獲得した。
サラザンはトヨタTS040 HYBRIDのドライバー、ダンブロジオは小林可夢偉のGP2のチームメイト、ドュバルは日本が主戦場と、トップ3は日本ゆかりの3人が占めた。
最終戦の焦点は、ピケ、ブエミ、ディ・グラッシのタイトルマッチだが、4グループに別れた予選のグループが運命を分けた。
各グループにそれぞれ10分ずつのアタックタイムが与えられたが、ポイントリーダーのピケは最も雨の強い最悪のコンディションでの予選となり、グリッドは16番手。
2グループ目のブエミも、昨日からの連続ポールポジョンは叶わず6番手。ディ・グラッシは11番手からスタートすることになった。
また、アムリン・アグリでフォーミュラE初参戦となった山本左近は、ピケと同じく最悪のコンディションのグループで走ったが、ウォールに前輪をヒットさせて予選を終えた。
最終戦の第11戦は、現地時間の16時(日本時間25時)にスタートし、2.2925kmの特設コースを29周して争われる。
photo by FORMULA-E