ユーロF3で恐怖のアクシデントも全員生命に別状なし!!
ピケ親子。アクシデントの巻き添えを食ったペドロ・ピケの父と兄。
ユーロF3第2戦のレース1で、ショッキングなクラッシュが起きた。
ゴールまで5分の終盤、高速S字コーナーでスピンして一端コースアウトしたライアン・ツゥヴィーターのマシンが惰性で戻って止まったところは、S字の切り返しのコース上。スピンにより巻き上がったホコリの影響で視界不良になったところに、ツゥヴィーターのチームメイトで中国人ドライバーのピーター・リーのマシンが後方からまったく減速せずに激突!! さらに、停止しているマシンと、5mほど空中を宙を舞って路面に叩きつけられた2台のマシンに、さらにペドロ・ピケが突っ込むという凄まじいアクシデントが起きた。
セーフティー・セルの役目を備えたモノコックや、ヘルメット、HANSなどの安全装備のために、3人は命に別状なしだったが、リーは足の踵を複雑骨折で手術を受けることになりそうという。
クラッシュに巻き込まれたピケは、ネルソン・ピケJr.の弟であり、父親のネルソン・ピケ譲りのカラーリングのヘルメットを被り、ブラバム時代の紺と白のオリベッティ・カラー(左の写真=1981ロングビーチGP)にペイントされたマシンに乗っている。
映像は、
“pielberg f3 2016”
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